地所内

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  • 窓から、ガラス越しに、同じ地所内に建っている妹の新居の灯が見えた。 平岩弓枝『パナマ運河の殺人』より引用
  • 地所内は自然豊かでニホンジカが多く生息しており、野生のまま管理されている。
  • どこまでが、院の地所内なのか、境界は失われている。 皆川博子『乱世玉響』より引用
  • ヴァイセンシュタイン城の地所内には、19世紀のイギリス式庭園がある。
  • いまではあんたも気づいておられると思うが、まず第一に、被害者は自分の地所内の、邸からいくらもはなれていない場所で射殺された。 ベントリー/宇野利泰訳『トレント最後の事件』より引用
  • けちけちしないだって、あの人の地所内には雉子きじだの何だの、いくらでもいるじゃないですか。 クリスティ/中村妙子訳『牧師館殺人事件』より引用
  • 昨年、妹の喜久代が結婚して、夫婦の新居を同じ地所内に建てても、まだ充分じゆうぶんな庭があった。 平岩弓枝『パナマ運河の殺人』より引用
  • 夜は広い中庭に飼っているので、啼き声のほうはそれほどでもないが、日中は地所内を走り廻っている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人』より引用
  • 村はまず、領主の地所内に形成された。
  • わたしはもろもろの理由と創意とを自分の地所内に移植して、わたし自身の理由創意とそれらとを混合しているが、その時もまた、往々にしてわざとその作者の名をあげることを略した。 モンテーニュ/関根秀雄訳『モンテーニュ随想録抄』より引用
  • 高さ八尺の杉板塀で囲まれた百坪の地所内には、小さな蔵がふたつに、二十畳の広間を併せ持つ母屋が造作されていた。 山本一力『損料屋喜八郎始末控え』より引用
  • いよいよ家の登記は済みましたが、手入れをしたり、また七畳の隠居所のような坐敷があるが、これは私の仕事部屋に使うことにして、地所内に別に父の這入る隠居所を建てました。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • マリー王太后は1615年から1620年にかけ、地所内にさらに大規模な宮殿を建設した。
  • その地所内には、1757年に記録が遺る城の水車と、1765年に「狩の館」と記された建物がある。
  • 身許不明の屍体の仮埋葬は墓地の片隅の十坪あまりの地所内で行われるのだが、墓標などは元より何一つ印が立っていないのだった。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • さいわいにも、ロケットの落下したのは、人口のまばらなキャッツキル連山、各種の雑誌をチェーン式に発行している裕福な出版業者の地所内だった。 フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』より引用
  • 私と三歳違いの弟利弘は東京高等師範附属小学校へ入学と同時に、祖母の朗子の住む大久保邸と同じ地所内に建つ敬義塾に寄宿している。 酒井美意子『ある華族の昭和史』より引用
  • ダルメイダは地所内の大石を運び出して会堂の門前に埠頭を造らせ、相当の船がそこへ直接に着けるようにした。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (後編)』より引用
  • 植込みをぬけて、その地所内に建っている大きな家のそばの小径をとおって、キューへむかう街道へ出た。 ウェルズ/宇野利泰訳『宇宙戦争』より引用
  • 買い手は、その地上権を、地所内のすべての場所で、自由に行使できるわけだから、利用面積が、一尺四方ですませられるものなら、その土地ぜんぶを所有したのと、おなじことになる。 安部公房『飢餓同盟』より引用
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