地所を持つ

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  • あたしは自分の地所を持ってる男が欲しいんだよって、あの人に言ったんです。 フーリック/大室幹雄訳『中国黄金殺人事件』より引用
  • 本石町でも老舗しにせのほうで、店がまえも立派だが、その上広い地所を持っている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人』より引用
  • 前畑家は自宅と工場のほかに地所を持っていて、そこに三階建てのアパートを建てて賃貸しているのである。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • 大学時代からの私の友人が、その都市から汽車で二駅か三駅離れたところに疎開し、本格的な開拓農民として広々とした地所を持っていた。 福永武彦『第四随筆集 夢のように』より引用
  • 粛は中野村の自宅で開業し診療を行っているが、景山家は相当の地所を持つ裕福な家であった。
  • 現在ヨハネスブルグに住むが、イギリスにも地所を持つ。
  • すでに妻は彼岸に去って久しくなり、今また息子が海で分解したのなら、家や、財産や、地所を持っていたところで、どうってこともない。 開高健『珠玉』より引用
  • カドウズーはプロテスタントではなかったため、法律上はジブラルタルに地所を持つことはできなかった。
  • その煽りでグーテンベルク一家は1411年以降、他の貴族たちと同じように、何度もマインツを離れて母が相続した地所を持っていたへ逃れることを余儀なくされた。
  • これはわしの婿むこで、「地所を持っているしあわせ」でしてな、これのお腹はなしでできておるんですよ。 メーテルリンク/鈴木豊訳『青い鳥』より引用
  • 父の荒木博臣は佐賀出身で明治維新時には官軍の一人として活躍した人物で、明船町などに地所を持つ大地主でもあった。
  • リンさんは西北郊外の運河沿いに少し地所を持っていて、百姓が毎週自家用の野菜を荷車一杯運んできます。 フーリック/大室幹雄訳『中国梵鐘殺人事件』より引用
  • 漱石の父小兵衛直克は、青山あたりに相当の地所を持つ地主だったらしいが、吉原の花魁に積夜具つみやぐをして贈るというような華美な消費生活をしたことがあったと伝えられている。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 河内屋は本郷森川宿に地所を持つてゐた。 森鴎外『寿阿弥の手紙』より引用
  • ヨーク公はアルスター伯でもあり、アイルランドにかなりの地所を持っていた事を考えれば妥当な人事ではあるが、別の見方をすれば、ヨーク公をフランスからもイングランドからも弾き出す最も有効な人事でもあった。
  • この近在にも少し地所を持つてんですな、時々小作人なんぞ呼んで酒飮ましたりなんかして、一さわぎ騷いで行ぐんですが、わしの目から見ると、何が何だかどうも、まあ、あゝいふのが馬鹿殿樣つていふんですべ。 水野仙子『酔ひたる商人』より引用
  • その後、阿倍野に多く地所を持つ岸本ビルが、阿倍野再開発の一環として「モダン寄席」を設置することで秋田・藤井とで協定することとなり、松竹芸能から秋田一派が出て行く形で1968年に設立された。