地味な洋装

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  • その時ドアが明いて、地味な洋装をした、三十七、八の美しい夫人が現れた。 福永武彦『加田伶太郎全集』より引用
  • 不承不承起きあがって出てみると、暗い玄関に立っているのは、地味な洋装をした相当年配の女であった。 横溝正史『殺人鬼 他三篇』より引用
  • 地味な洋装をした、活々いきいきとした感じの娘なのだ。 横溝正史『誘蛾燈』より引用
  • 四十歳前後の地味な洋装の女が、陳列台のうえに身を乗りだし、左手で品物をえりわけるふりをしながら、右手でようやく子供服を二、三点、買物袋のなかへ投げこむのを確認したのだ。 阿部牧郎『誘惑魔』より引用
  • さっきとは違って地味な洋装に外套がいとうえりを立て、ロシア女のように黒い肩掛を頭からかぶり、おまけにロイド眼鏡までかけている。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 黒っぽい、地味な洋装をしているからなんだけれど、もし派手な着物でも着せようものなら、まだまだ十分、男の心をひきつけるような、捨てがたい色気をうちに包んだ女なのである。 横溝正史『幻の女』より引用