地味で質素

11 の用例 (0.00 秒)
  • 韓国の仕事の場は日本のように決して地味で質素な場ではない。 呉善花『新 スカートの風』より引用
  • 見かけは地味で質素だが、いかにも爽やかなすがすがしさを発散している。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』より引用
  • 女優としてはむしろ地味で質素な生活ぶりだった。 横溝正史『毒の矢 v0.9』より引用
  • 身につけている衣装も髪かざりも、はるかに地味で質素である。 井上祐美子『五王戦国志1 乱火篇』より引用
  • 地味で質素で、ひなびて、人生なんてそんなもんですよという感じがにじみ出ていて、何かぴったりとくる。 赤瀬川原平『老人力 全一冊』より引用
  • 地味で質素な身なりのその人たちの目にも、交わすおしゃべりにもウキウキとした華やぎがある。 米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』より引用
  • それにしてもはなやかさというもののまったくない、地味で質素な一団であったが、そのなかにただひとつ黒い網代あじろの女乗物をつつんでいた。 山田風太郎『柳生忍法帖(上)』より引用
  • 一番おしゃれでキザだったのがフランス語科の学生、中国語科の学生は生真面目な紅衛兵のようだったし、ドイツ語科の学生はやたら理論好き、ウルドゥ・ヒンズー語科の学生はひどく地味で質素であった。 田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』より引用
  • 服装はいつも地味で質素で、上司に対しては従順だがきわめて事務的な態度で接し、伝票を持ってこの経理課へ現われる若い社員たちに対しては、少々棘のある言葉づかいをする女であった。 半村良『赤い酒場』より引用
  • 一方の歳出を見ると、じつに地味で質素なものだ。 内田康夫『贄門島(にえもんじま)下』より引用
  • ウォルター・ウィップル少将は禿頭のまわりにまっ白な髪を少し残して、地味で質素な背広を着た小柄の七十六翁、カリフォルニヤの朴訥ぼくとつな農夫といった感じだが、祖父曾祖父に幾人か提督がおり、夫人の家系も同様、海軍一家らしかった。 阿川弘之『私記キスカ撤退』より引用