地上

全て 名詞
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  • それは地上に置いてある信号灯がにわかに遠くなったことからも知られた。 海野十三『空中漂流一週間』より引用
  • 地上におけるすべての宗教は、この希望の上に打ち建てられているのだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 地上の彼の家の窓から見なれたあの七つの星まで彼は来てしまつたのだ。 片山広子『北極星』より引用
  • 地上に足がつかないでいて、どうしてあのような力が出せるのでしょう。 海野十三『崩れる鬼影』より引用
  • この地上のどこかで妻や子が生きているのだと思えばわしは死ねなかった。 倉田百三『俊寛』より引用
  • ちょうど、ビルの三階ぐらいから地上を見下ろしたような調子であった。 海野十三『洪水大陸を呑む』より引用
  • だから復活祭には、一匹だつて悪魔はこの地上にゐないつていふ訳なのさ。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 前篇』より引用
  • 両者の差別はこの地上に生じた、あらゆる差別のやうに朦朧もうろうとしてゐる。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • 自分達は僅かにこの地上の人間的苦しみをさえ征服出来ずにいるのである。 島田清次郎『地上』より引用
  • 五日の後に笛がかえると思えばこそ、あのひとは地上にいるのであろう。 坂口安吾『紫大納言』より引用
  • 神というものが地上から消え失せてしまった時でも、やはり同じことだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 彼女の一身は恋愛のために地上からもち上げられてるかのようだった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 地上の斎河ユカハを神聖視して、天上の所在と考えることもできたからである。 折口信夫『水の女』より引用
  • 赤や青の信号燈が点在して、大きな星が地上に降りてきたかのようである。 豊島与志雄『悲しい誤解』より引用
  • 五つ目の駅で降り、地上に出ると道路の向かい側にそのホテルがあった。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • と、これはどうしたのであろう、二人ばかり地上へ倒れたではないか。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 月のいい地上の空に、僕らが二つの影を投げていたのをおぼえている。 岩野泡鳴『耽溺』より引用
  • 彼の主人は地上に身を伸ばし、明澄な両の眼を閉ざして横たはつてゐる。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 今では死が彼にとって地上の風景を微小にしてしまったのだろうか。 原民喜『死のなかの風景』より引用
  • 偶然にも、甚八と千代は石の下を見破った地上に二人だけの人物でした。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
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