地ノ利
全て
名詞
18 の例文
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みんな、それぞれ思い思いの方向へ散っていく。地の利がある分、みんな逃げるのに有利な地形を熟知しているのだろう。俺の不利は早くも明白だった。
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ボールを捕ってしまえば、遠くへ投げて鬼の攻撃の時間稼ぎも可能である。障害のある所では簡単に当てる場合や地の利で逃げる事も可能である。
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とはいってもよそから商人が買い付けにくるではなく、ほんの農村相手の市場といったところ。それは東西南北の四つの街道がここで合している地の利を見てもわかる。いわば四街道の市場町。
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「HOKA」氏がいなくても、ルームメイトの一人でもいれば話は通じるはずだ。実際に足を運んでみると、そこは思いのほか地の利がいいというのがわかった。キャンパスに徒歩で通えるだけでなくバス路線があった。
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ルドガーたちがやってきたように、一度右岸に渡らなければ、領主の城へ行くことすらできない。要するにこの地は、防御に気を使わなくていいほど地の利が悪いのだ。北の水平線には、東フリージアの島々がかすんで見える。
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ミュンヘンの北東約50kmに位置し、周辺都市とは鉄道、高速道路で結ばれる。また、ミュンヘン国際空港に近い地の利で、郊外には企業の進出が多い。ドイツテレコム、BMWなど。
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其後戰國時代になつてから、會津は蘆名、伊達、上杉、蒲生等の名族の城下となつたが、主は頻繁に替はつても、會津の繁昌は益〻加はつた。といふのは前にもいふ如く地の利を得て居るからである。徳川時代になつて有力なる親藩を爰に置いて、奧羽の諸大名を監視させたのも、斯かる理由あればである。
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彼は冴えている男なのである。倶利伽羅峠の勝利も、地の利と敵の心理を読むことによって得られた。実際におこなわれた戦闘は、義仲の「読み」をあとづけたものにすぎない。
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都心や都会の近くでは、ホテルや旅館がいくらでもあり、わざわざモーテルを建てる意味がない。もともと、車の機動性に密着してつくられた施設だから、地の利はいい。車のまま出入りできるから人目につかない。
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とっさに車も入って来れないような細い裏路地に逃げ込み、入り組んだ道を通って追跡を撒こうとしていた。が、多少の地の利はあっても、訓練された人間を手玉に取れるはずがない。今まで体を撃ち抜かれなかったのが嘘のようだった。
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ここで、よく博奕が行なわれたからである。東京郊外の、あまり人眼につかない場所に建てられているという地の利もある。工藤が身を隠すのに、これ以上に適した建物はなかったろう。
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戦意はおとろえていないが、さてどうやって「悪辣で卑劣なパルス人ども」に思い知らせてやるか。地の利を完全に失っているだけに、チュルク軍の反撃はむずかしかった。
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ブレイン・バーストの対戦フィールドは現実準拠なので、学校で対戦すれば地形は校舎や体育館の配置をそのまま再現する。つまり、地の利は明北学院の生徒である三人にあったはずなのだ。
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俺と曹丕では俺の方が遥かに優れているし、まして曹丕の部将の曹仁など問題にならない。それに曹仁の軍は遠征で疲弊しているし、地の利を得ているのはこちらの方だ。
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と、この病人は思っている。遼東という僻地にいたので、天下に号令するには、地の利を得ていない。みすみす曹操ごときに、中原の覇者の地位を許している。
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清国や大和や列強を束ねる論理がありますか?琉球が主体となって新たな体制を掲げれば必ずや地の利が味方します。
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慧眼を発揮して無人の緑野の開拓を命じたのは、初代のサブル王でございました。その地の利によって、都市は誕生して滅び、いまいちど都市は興ります。
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