在る事

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  • 実際淡いながら、それは在る事なのだから仕方がないには仕方がないのだ。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • 理想の究竟の根據が人間の本質に在る事は云ふまでもない事である。 阿部次郎『三太郎の日記 第二』より引用
  • 痛みで脳が働かず、自分が絶体絶命の状態に在る事を忘れてしまっていたのだ。 成田良悟『baccano! 1931 特急編 The Grand Punk Railroad』より引用
  • そんな商売が在る事を、その時がその時まで知らなかったもんだから思わず自分の姿を見まわした。 夢野久作『超人鬚野博士』より引用
  • つまりそれは、男が自分自身で在る事の結果として滲み出た相でなければなりません。 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • それで自分は教育者の義務を果すのには一所に長く在る事が第一の條件だと思つて居る。 長塚節『教師』より引用
  • 現在のこの世に対する裁きは、天からの、天の裁きで在る事は妥当である。
  • 何とも知れぬものの一段動いた時、余は女と二人、この風呂場の中にる事をさとった。 夏目漱石『草枕』より引用
  • 同じ、「我」と云う一音を持ちながら、その一字のうちに見る差が在る事でございましょう。 宮本百合子『C先生への手紙』より引用
  • けれど、それは在る事もできない粗雑なモノを殺すだけのこと。 奈須きのこ『空の境界 (上)』より引用
  • 歴史事実とは、嘗て或る出来事が在ったというだけでは足りぬ、今もなおその出来事が在る事が感じられなければ仕方がない。 小林秀雄『考えるヒント 3』より引用
  • 姉のY子でも私のように男の児を生んで、あの絵巻物の在る事を知っているとしましたならば、同じ思いをするにきまっております。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • そう在る事に意味があると信じ、そう在る事が、いつか、自身を継ぐ者を育むのだと知っていた。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel TrueEnd 春に帰る』より引用
  • 若い頃からの日本美術への傾倒が、その理由の一つであったと思われるが、モネの作品が日本に多く在る事と合わせて、モネと日本の結びつきが感じられる。
  • けれども在る事は事実である。 宮本百合子『無題』より引用
  • と私が大阪に怒鳴る時、叔父もその日の株界の興味の中心が、その株の上り下りに在る事を知って、熱心に注目している視線が、私の横頬に生あたたかく感じられる位にまで、二人の気持ちがピッタリとなって来た。 夢野久作『鉄鎚』より引用
  • むしろかつては人と共に在る事を望み、人の善き隣人として、愛すべき友人として、人間の側に寄り添ってくれていた存在なのだ。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ PROLOGUE』より引用
  • 豫章郡に在る事20年近くに及び、その間に反乱者達を討ち平らげて、治績を挙げた。
  • 我々と人種を同じくし、時代を同じくする人の間に其主義を信じ、其黨を結んでゐる者の在る事を知つた機會は遂に二囘しかない。 石川啄木『所謂今度の事』より引用
  • ハン・ジュリが義眼として用いる「風水エンジン」はこの技術の応用であり、彼女の場合は自身の敏捷性を増幅させる効果が在る事がゲーム内で技として確認されている。
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