在るような気

13 の用例 (0.00 秒)
  • 今までの一生の内で、自分が今一番、時と所を得て在るような気がした。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • それらがまるで作者が描く前からそこに在るような気がするのである。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • そしてその眼が自分の心のうちにも在るような気がした。 豊島与志雄『田原氏の犯罪』より引用
  • こたびの一件については、何やら量り知れぬ事が背後に在るような気がしてならぬのじゃ。 池波正太郎『剣客商売 14 暗殺者』より引用
  • 責任が自分に在るような気がした。 豊島与志雄『二つの途』より引用
  • なんだか、のどまで出かかっている、ほんとうの愛の宣言が私にも在るような気がするのであるが、言えない。 太宰治『鴎』より引用
  • そりゃ、第三の道と言うのは在るような気はする。 三好十郎『冒した者』より引用
  • 教養の、あらゆる道は、目的のない抱腹絶倒に通じて在るような気さえ致します。 太宰治『古典風』より引用
  • それよりも、今こうして彼女と向き合って坐ってることが、先刻からのことと、全く飛び離れた世界に在るような気がした。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 以上が先生の文章なのであるが、こうして書き写してみると、なんだか、ところどころ先生のたくみな神秘捏造ミステフィカシオンも加味されて在るような気がせぬでもない。 太宰治『女人訓戒』より引用
  • そう思って眺めると、この場所だけではなく島中のいたるところに、彼らの予期しなかった、得体えたいの知れぬ悪意のわなが在るような気がした。 石原慎太郎『生還』より引用
  • やっぱり、お父さんがいないと、家の中に、どこか大きい空席が、ポカンと残って在るような気がして、身悶えしたくなる。 太宰治『女生徒』より引用
  • そこらの物も、人も、まわりのものが、なんかしらん、ホントでない、ホントの事は、もっと別の所にチャンとして在るような気がする。 三好十郎『冒した者』より引用