在ること

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  • 金の力で動かないものが、世の中に在ることを知らせてやらねばなりません。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 秀吉の姿は目撃されないまでも、秀吉のそこに在ることが証せられていた。 吉川英治『新書太閤記(九)』より引用
  • 在ることは確かでも、その正体を掌の上に載せて出すようなわけにはいかない。 福永武彦『第四随筆集 夢のように』より引用
  • 死が日常に在ることによって僕達は他者の死を厳粛に考えるに堪えない。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • しかし今日の曹操が在ることを誰が風雲のあいだに予見していたろう。 吉川英治『三国志』より引用
  • あたしはここで在ることを決定づけられ、そして今日、十六歳になる。 角田光代『空中庭園』より引用
  • 原子爆弾は人類に、まったく新しい資源の在ることを教えてくれた。 永井隆『この子を残して』より引用
  • あるいは、生きていないものだけがここにることを許される。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第02巻 「戦慄の門 from the aspect of FURIU」』より引用
  • この世のなかにそんなものが在ること自体、伝えてはいけない。 角田光代『空中庭園』より引用
  • 今や自分たちが大宇宙の真只中に在ることが、誰にもはっきり感ぜられた。 海野十三『火星探険』より引用
  • そうすれば、わたしが生きてるかぎり、あなたも生きて在ることができる! 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿05 黒蜘蛛島』より引用
  • 勿論時間は永遠そのものの様に在ることは出来ない。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • しかし彼には自らを守ることは先ずここに在ることだった。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 独りで在ることの苦痛、彼女がそばにいないことの苦痛だった。 ジェイムズ・ブリッシュ『01 宇宙大作戦 No1』より引用
  • ひとり生きてこれに在ることは面目ないというような彼の容子ようすを衆目は見ていた。 吉川英治『新書太閤記(八)』より引用
  • 新之助の頭に泛んでいるのは、むろん、叔父の屋敷がそこに在ることだった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 現象としては、あなたの言うような事が或る程度まで、たしかに在ることを私も認めます。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 玻理が大牙の妻として、かたわらに在ることを認めざるを得なかった。 井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』より引用
  • その計り知れぬ恩寵を忘れた村は、一瞬たりともこの地上に在ることを許されぬのだ。 川又千秋『天界の狂戦士』より引用
  • 今、敵はこの闇の中に在ることをはっきり示していた。 光瀬龍『寛永無明剣』より引用
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在ること の使われ方