土壌の上

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  • つまり共産主義はまだ日本の土壌どじょうの上にの根を持ってはいないのだ。 石川達三『青春の蹉跌』より引用
  • 四千年の悠久の土壌の上に、北からは新しい時代の風がにおってくる。 城山三郎『忘れ得ぬ翼』より引用
  • その土壌の上で、金融サービスの面でこれらの社会層が排除される問題を金融排除と呼ぶようになった。
  • 液体として降った水が土壌の上で凍結して固体になる場合もある。
  • 豊かな愛の土壌の上に、必ずしも大輪が咲くとは限りません。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • そしてこの土壌の上に落ちた種が、一九一九年から二〇年にかけての運命的な冬に、奇怪にして恐怖にみちた実を結ぶにいたったのだ。 ラヴクラフト全集2『03 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 1 結末と序曲』より引用
  • そうした土壌の上に、高畑・永井ら新しい学卒者たちが根づくことになった。 城山三郎『鼠 ─鈴木商店焼打ち事件─』より引用
  • この層位は通常鉱質土壌の上に作られ、有機土壌断面を形成する。
  • こうして腐敗した土壌の上に悪魔の共存共栄が図られたのです。 森村誠一『新・人間の証明(上)』より引用
  • そういう、あまり厚くない土壌の上に、相当に大きい樹木が生い茂っている。 和辻哲郎『京の四季』より引用
  • その限りなく豊かな言葉の土壌の上に言語学をやるから面白いんで、それがないと骸骨がいこつに皮がひっついているような無味乾燥なものになってしまう。 米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』より引用
  • 六〇年代のすぐれた喜劇は、以上のようなプログラム・ピクチュアの土壌の上に咲いた花であることを考えねばならぬ。 小林信彦『世界の喜劇人』より引用
  • そして、この心理的土壌の上に経済的繁栄が築かれ、日本はいつの間にか何事もなかったような顔に立ち戻ってしまった。 草柳大蔵『特攻の思想 大西瀧治郎伝』より引用
  • 兵庫県養父市の八鹿町八木地区など一部に広がる蛇紋岩土壌の上で育った米を蛇紋岩米という。
  • そこから、努力してはひ出るものは、荒れ果てた土壌の上に茫然と眼をおとさないわけに行かぬといふのが、ともかく日本の現状なのである。 岸田国士『今月の感想』より引用
  • 人気が高く丸の内に進出したが、妙に取り澄していて森川本来の姿はなく、やはり森川は浅草という土壌の上でしか持ち味が発揮できないのだ、と思った。 吉村昭『東京の戦争』より引用
  • このようにパンチはイタリア喜劇の道化とエリザベス朝演劇の道化という演劇史上最も豊かな伝統と土壌の上に育まれた舞台形象であった。 山口昌男『道化的世界』より引用
  • 湿った土壌の上で陸生形をとるか、あるいは浮遊形として水田や池沼の水面に浮かんで生活している。
  • 庭や畑などの土上に生育する種であるが、湿った土壌の上や流れの澱んだ水たまり付近、川辺などに生育しており、さらには河川の底で浸水した状態でも生育していることもある。
  • そしてそれと一緒に、腐れた髑髏どくろの上の髪の毛も、ちょうど肥沃こえた土壌の上の草のように、長々と伸びてゆく。 レマルク/蕗沢忠枝訳『西部戦線異状なし』より引用
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