国体の精華

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  • 日本の神国としての国体の精華を詠った貴重なものであるといわれている。
  • 何処までも内なるものが外であり、外なるものが内であるのが、国体の精華であろう。 西田幾多郎『世界新秩序の原理』より引用
  • 我々の国家が或る権力の代表者を主権者とせずして、道の代表者を主権者とすることは、確かに我々の国体の精華である。 和辻哲郎『蝸牛の角』より引用
  • 我国の国体の精華が右の如くなるを以て、世界的世界形成主義とは、我国家の主体性を失うことではない。 西田幾多郎『世界新秩序の原理』より引用
  • これこそ、日本の国体の精華なのであります。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』より引用
  • 放送局の一組が録音器材ととっくんでいたとき、別の一組は「大御心おおみこころ」とはなにか、「国体の精華」とはなにかという大命題にとっくんでいた。 半藤一利『日本のいちばん長い日』より引用
  • しかしながら、一国民の、他国民に向つて「これを見よ」と云ひ得る真の人間的能力の表現が、相手の如何ともなし能はざる、また、競ふにも競へぬ国体の精華だけでは、こちらもなんとなく相手が気の毒になるばかりである。 岸田国士『都市文化の危機』より引用
  • 今後は国民が衷心ちうしんから覚醒して、かぶさつたロボツトをとりのぞき、国体の精華を発揮せねばならぬと思ふ。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 3 20070907』より引用
  • まず皇祖皇宗、つまり皇室の祖先が、日本の国家と日本国民の道徳を確立したと語り起こし、忠孝な民が団結してその道徳を実行してきたことが「国体の精華」であり、教育の起源なのであると規定する。
  • この事件の主な原因である倫理学上の問題が、不幸にして国体の精華、皇室の尊厳に関わったのは、われわれの深く遺憾とするところであるが、そもそも学者は、いかなる態度で国体もしくは皇室に関する事柄を究めようとするのか。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 国体の精華を傷つけたものである。 豊田穣『革命家・北一輝』より引用
  • 「精華」は教育勅語の「国体の精華」という一節からとられた。
  • しかし尊厳なる国体の精華は艱難に会って益々宣揚せられ、海に陸に皇軍の威容は世界の人心を衝動した。 竹内好『近代の超克』より引用
  • なぜなら、「文学界」的知性では、「国体の精華」に対抗できる普遍者をつくり出すことができないから。 竹内好『近代の超克』より引用
  • それが「国体の精華」であった。 竹内好『近代の超克』より引用
  • 同書の第一は下記引用の詩に始まるが、易姓革命による秦、漢に代表される中華王朝の傾きに対比して、本朝の皇統の一貫に基づく国体の精華を強調している。
  • 十一月十日には宮城外苑で、天皇、皇后をはじめ全皇族らが臨席して、紀元二千六百年祝賀式典が挙行され、国体の精華と皇威の宣揚を奉祝するさまざまな行事が行なわれていた。 長尾三郎『魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の「心の王国」』より引用
  • 検事総長や司法大臣を歴任した平沼騏一郎は、大正十三年に、国本強化、国体の精華高揚を目的とする国本社を創立して自ら会長に就任し、軍、官、政、財界から幅広く会員を募り、右翼方面に強い影響力を持つ一大勢力を誇示している。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』より引用
  • そのため、「家政及び国漢文、歴史、外国語等教科を設くる所以、教育設備の、女子に薄くせざるの意を拡充し、勉めて常識の発達、趣味の養成、徳性の涵養を図り、女子の職分を尽くさしめて、国体の精華を発揮せんと欲するに在り」として、女子大学の設立を呼びかけた。
  • まさに、国体の精華である。 太宰治『惜別』より引用