国体の尊厳

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  • だからいずれにしても日本の国体の尊厳を犯すという所であるらしい。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • 併し万事は国体の尊厳を維持するためだ、国民に文句はない筈である。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • しかして或るものは更に一歩を進めて国体の尊厳に関すと叫ぶ。 津田左右吉『史論の流行』より引用
  • もちろん、国体の尊厳なるところ、民族の優秀なるところにありますが、われわれ国民のすべては、あらゆる立場に於て、この力を自ら信じてゐたかといふと、必ずしもさうは云へません。 岸田国士『優にやさしき心』より引用
  • それは尊重すべきのみ、これを根拠として我が国体の尊厳を説かんと欲するは危し。
  • だが問題の犯罪が犯罪であるだけに、取り調べに慎重な落ち付きが必要だろうから、二月や三月の拘留は、国民として、国体の尊厳のために我慢して然るべきものではないか。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • そうしてこのことと並行して、学校教育における重要なる教科として万世一系の皇室を戴く国体の尊厳ということが教えられた。 津田左右吉『建国の事情と万世一系の思想』より引用
  • これはただ神の恵みの佑助にのみよるわれらの久しき祈りの聴許であると共に、わが国体の尊厳無比なる基礎に立ち、天業翼賛の皇道倫理を身に体したる日本人キリスト者にして初めてよくなしえたところである。
  • 欧米の個人主義思想を否定し、ただ国体の尊厳を観念として心得るだけでなく、国家奉仕を第一とする「臣民の道」を日常生活の中で実践する在り方を説いている。
  • 而も上御一人をはじめ奉り、下は庶民に至るまで正しく挙国一致の体勢のもとに、国体の尊厳と、皇道の大本、然してまた日本武士道の精華とを表現しようとした。 北原白秋『新頌』より引用
  • 近衛首相の声明にある「臣道実践」とは、国民おのおのがその職域を通じて奉公の誠をいたすことに違ひありませんが、なほ、その言葉の深い意味は、日本臣民の一人一人が、国体の尊厳と歴史の精華とを、その思想と行動のうちにはつきり現すことだと、われわれは確信するものであります。 岸田国士『文化の新体制』より引用
  • 村岡は序論で、日本の歴史は約300年毎に政機転変して貴・賤の顛倒が行われ、これが歴史の自然法だが、我が皇室は人事転変の外に超越して万古変わらず、国体の尊厳は他邦に比類なき所以と説いた。
  • 幕府の学問奨励に依つて輩出した江戸時代初期の大儒たる山鹿素行、熊沢蕃山ばんざん、山崎闇斎あんさい等は、漢学に伴ふ支那中心の思想を清算し、日本の学者たる自覚を獲得すると共に、日本主義に徹底し、日本の国体の尊厳なる所以ゆえんは、尊崇すべき皇室あるが為めだといふ結論に達してゐた。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • 故に我が大本は一切万事西洋崇拝の日本の現状に反し、我が国体の尊厳と千古不磨せんこふまの大真理あることを西洋各国の民に教ふべく、宣伝使を派して、彼らの未開の偽文明国人に対して真理を説き、福音を宣べ、霊肉共に天国に救ふべくしんの文明を鼓吹してゐるのだ。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 2 20060303』より引用
  • そのため「国体の尊厳」をおびやかす「邪教」とされ、官民一体となった美濃ミッション排撃運動が起こった。
  • 又攘夷論者も、鎖国主義的攘夷論でなくて、国家の面目をきずつけ、国体の尊厳をやぶり、国民の意気を挫く脅迫的開国、城下の盟約開国に悲憤慷慨する尊皇愛国的な攘夷論者であつた。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • とりわけて、「オーラル・ステートメント」が「国体の尊厳」を汚すものなのに、その拒否通告を対案と同時に提出するのは、国体にたいする認識を低めるものである。 児島襄『開戦前夜』より引用