固定

全て 名詞
20,272 の用例 (0.03 秒)
  • 生きている日本人の国民性も民族的趣味も決して固定したものではない。 津田左右吉『偶言』より引用
  • 精神は一時に一つ以上の対象に強くその注意を固定することは出来ない。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • 空中に固定されたその文字は、僕の位置からではかがみ文字になって見える。 谷川流『電撃!!イージス5 第01巻』より引用
  • この様式もいつの時かに始まり、そうして後に固定したものに相違ない。 和辻哲郎『アフリカの文化』より引用
  • 剣法には固定した型というものはない、というのが武蔵の考えであった。 坂口安吾『青春論』より引用
  • 背もたれのない丸椅子の上に自転車の車輪がさかさまに固定されている。 長嶋有『タンノイのエジンバラ』より引用
  • ひき綱が切れたので、もう砲は砲座にしっかり固定されていなくなった。 ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』より引用
  • だがこの火輪は五本のこわばった腕によって固定され、動くことはない。 D・W・ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』より引用
  • 調べてみると、床の上にそれを固定する台の跡みたいなものが残っている。 菊地秀行『トレジャー・ハンター06 エイリアン魔界航路』より引用
  • さうして、後者の様に簡単に、固定させてもよい理由が、何処にあるか。 折口信夫『副詞表情の発生』より引用
  • 徳川時代のような身分の固定した社会では夢にも考えられなかったことだ。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 其が一方には、京官・地方官叙任の儀式としてのみ固定する様になつた。 折口信夫『日本文学の発生』より引用
  • 普通には固定せる物体なる者が事実として存在するように思うている。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 今日では、少なくとも人間の知識の限界はしっかりと固定されている。 林田清明『博多にて』より引用
  • しっかり固定したのを確認した上で、神谷は栓をゆっくり閉じていった。 鈴木光司『仄暗い水の底から』より引用
  • しかし彼れが動かずに、いつまでも自分に固定していようとは思われない。 長谷川時雨『マダム貞奴』より引用
  • 動かないまま、どう見てもこちらに倒れてきそうな形のまま固定されている。 市川陽『放課後のロックンロール・パーティ』より引用
  • 彼は正面を向き、私の横たわる位置よりは少し上に視線を固定さしていた。 中村真一郎『文章読本』より引用
  • わたしは、初めて君たちと知った当時、大きな思想の固定を持っていた。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • 真もまた、包帯で固定された足の先端を眺めて、折った日のことを思う。 入間人間『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』より引用
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