固唾

全て 名詞
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  • 戦車部隊は何が始まったのかと固唾かたずを飲んで少女の行動を見守っていた。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • だれもが固唾かたずを飲んで、近づいてくる使者の方へ顔を向けて待っていた。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • みんな固唾かたずをのんで聞いていましたが、そのとき小田さんが言いました。 小酒井不木『塵埃は語る』より引用
  • だれも彼もこの異様な告白に固唾かたずを飲んで、一言も口をはさむ者はない。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 固唾かたずを飲む音が聞こえそうなほど、視線が粉挽きの少年に集まっていた。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅳ』より引用
  • 少女たちは今や固唾かたずをのんでごきょうやの一言一言に耳をませている。 有沢まみず『いぬかみっ!09』より引用
  • 将田の説明を居合わせた十人余の人間は、固唾かたずを飲んで聞き入っている。 姉小路祐『殺意の法廷』より引用
  • とき程前、彼は眼の前にひろげられた一枚の版画に思わず固唾かたずを飲んだ。 井上光晴『丸山蘭水楼の遊女たち』より引用
  • その後ろに八五郎、その横にはお静が、ただわけもなく固唾かたずを呑みます。 野村胡堂『銭形平次捕物控 05』より引用
  • 一同は固唾かたずをのんで、仏の枕元に坐っている三人の顔を見くらべている。 横溝正史『金田一耕助ファイル04 悪魔が来たりて笛を吹く』より引用
  • 青年等はいずれも固唾かたずをのみ息をつめて、茂次郎の神技にみとれていた。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • 皆、固唾かたずをのんで予言者の口から次の言葉が発せられるのを待っている。 今野緒雪『スリピッシュ! 03 ひとり歩きの姫君(前編)』より引用
  • バルコニーの上の人々が、どういう理由か固唾をのんでいるというのに。 カー/長谷川修二訳『青銅ランプの呪い』より引用
  • 彼女がなんと返事をするのか、まわりじゅうが固唾かたずをのんで見守っている。 シモンズ『尼僧院から来た花嫁』より引用
  • どうなることかと固唾かたずをのんだとき、妹尾はうなるような低い声で言った。 貴志祐介『クリムゾンの迷宮』より引用
  • もう一つの角には、コルネリウスが息を弾ませながら固唾かたずをのんでいた。 アレクサンドル・デュマ/横塚光雄訳『黒いチューリップ』より引用
  • 二十一人の男女が、結果やいかにと固唾をのんで彼を見まもっている。 クラーク『渇きの海』より引用
  • 多恵は怖いもの見たさの子どものように、固唾を飲んで答えを待っている。 片山恭一『雨の日のイルカたちは』より引用
  • 金田一耕助の口から真相が語られるのを固唾をのんで待っているのだ。 横溝正史『金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄』より引用
  • いずれも動きを止め、目を見張って固唾かたずを呑む表惰を壇上に向けていた。 平井和正『狼の紋章』より引用
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