固い

全て 形容詞
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  • 固より彼れは自然とも戰ふべきものだと云ふ事を忘れてゐたのではない。 有島武郎『幻想』より引用
  • 宗助はもとよりそうだと答えなければならない或物を頭の中にっていた。 夏目漱石『門』より引用
  • ひどい云ひ方のやうだが、それは固くなり過ぎてゐると云ふことである。 岸田国士『春秋座の「父帰る」』より引用
  • ふと氣がついてみると、私は今馬鹿ばかかたくなつてこれをいてゐました。 水野仙子『冬を迎へようとして』より引用
  • 何か固いものが烈しく腰のあたりにぶつかって闇の一方へ落ちていった。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 私は子供の竿を抜きにかかつたが、元の方の二本が固くて抜けなかつた。 葉山嘉樹『氷雨』より引用
  • 代助はなかば夢中で其所そこへ腰を掛けたなり、ひたひを手でおさえて、かたくなつた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 代助は半ば夢中で其所へ腰を掛けたなり、額を手で抑えて、固くなった。 夏目漱石『それから』より引用
  • 本当の愛は宗教心とそう違ったものでないという事を固く信じているのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼はもとより帰るべきはずであった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • しかし此の際咄嗟とっさに起った此の不安の感情を解釈する余裕はもとよりない。 伊藤左千夫『浜菊』より引用
  • 世界の存在は固より私自身の存在と同じやうに根源的であるであらう。 三木清『唯物史観と現代の意識』より引用
  • けだしそのこれを固くしたるものとは市学校の設立、すなわちこれなり。 福沢諭吉『旧藩情』より引用
  • 秀吉夫人の側に勤めている婦人たちの内にも固いキリシタンが出来て来た。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (後編)』より引用
  • ドラ将軍もそれを心配して男を止めようとしたが、男の決意は固かった。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第04巻』より引用
  • 甕へ落ちてから何カ月ったか大往生を遂げた猫はもとより知るはずがない。 夏目漱石『『吾輩は猫である』下篇自序』より引用
  • あなたの言葉の聖なる流れはすべての固い障害をつき破って突進します。 タゴール『タゴール詩集』より引用
  • 私も、それを聞いていくらか身体が固くしばられたような感じがしてきた。 近松秋江『雪の日』より引用
  • 母が毒殺されたことについてはだれより固い確信をもっていたからだ。 アレクサンドル・デュマ/鹿島茂『編訳 王妃マルゴ(上)』より引用
  • あわびの雄はどうしても身が固く、時期は今ごろから夏にかけてがよい。 北大路魯山人『鮑の宿借り作り』より引用
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