四面楚歌

全て 名詞
140 の用例 (0.01 秒)
  • こうして伊沢家が四面楚歌そかの声のなかにたたされているある日、金田一耕助をその住居にたずねてきたものがある。 横溝正史『金田一耕助ファイル11 首』より引用
  • その当時、ソニーは米国市場で四面楚歌の状況にあった。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • こうして彰にとっては四面楚歌な状況の中、未知なる黒服の世界へと足を踏み入れることとなる。
  • だが共産政権である同国の存在は国際社会の同意を得られず、四面楚歌の状態で1919年に周辺国の連合部隊によって強制的に崩壊へと導かれた。
  • ここから四面楚歌の言葉が生まれた。
  • 一方、ぽつんとひとり浜辺に残された朝薫は、四面楚歌しめんそかの心境だった。 池上永一『テンペスト1 若夏の巻』より引用
  • お福さまは四面楚歌そかの中にいて、あるいは側妾の地位からおろされるかも知れないという臆測が江戸屋敷ではされている。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • ルイスを擁護しようとするものなどおらず、孤立無援で、四面楚歌であった。
  • 加えて、身体の正面には日常的に体験しがたい柔らかさまで加わって、真の頭の中には『四面楚歌しめんそか』の文字が躍っていた。 入間人間『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』より引用
  • 男は一家の生計のにない手として四面楚歌の職場にたち,心身を労することが多いからであろうか。 高橋長雄『からだの手帖』より引用
  • ドイツは正に四面楚歌という形になって来た。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • 四面楚歌なこの状況に陽子の溜息は深くなる。 同人『十二国記』より引用
  • 四面楚歌ってのはこのことだわ。 モリエール/鈴木豊訳『商人貴族』より引用
  • 四面楚歌の故事にもあるように望郷の念をかきたてるのは士気を下げるための有効な方法であるから無理もないが、この曲の人気には影響しなかったようである。
  • 失敗もその通り、世の中で何某なにがしが大いに失敗したと四面楚歌めんそかの声が聞こえても、ほんの当人はどこを風が吹くかという顔をしていることがたまさかある。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 四面楚歌しめんそかとは言わないまでも、前後を挟まれた二面楚歌くらいの状況に、しかし別の一面から、救いの声があった。 西尾維新『鬼物語』より引用
  • 黒水部への出兵により唐との関係が悪化し、また新羅との対立もあった渤海は四面楚歌の情況を打破すべく日本との通好に着手した。
  • 四面楚歌の東ドイツ政府は、東ドイツなどで共産主義を防衛するソ連の介入を望んでいた。
  • また、四面楚歌しめんそかという言葉があるが、これは一夜あけてみたら、まわりはすべて敵の歌ばかり聞えて来たという、中国の故事である。 平岩弓枝『旅路(中)』より引用
  • これこそ四面楚歌めんそかというものだろう。 吉川英治『私本太平記』より引用
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