四面楚歌の中

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  • 文字通り、四面楚歌の中にあって、それから二年、信長は手をこまぬいていたわけではない。 池宮彰一郎『本能寺(下)』より引用
  • お福さまは四面楚歌そかの中にいて、あるいは側妾の地位からおろされるかも知れないという臆測が江戸屋敷ではされている。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • 表向きはことあるごとに擁護してきたマンチーニ監督からも移籍を薦められるなど四面楚歌の中、11月に鬱病治療のためブラジルに帰国したが、翌月サンパウロFCへの半年間の期限付移籍が発表された。
  • チャールズ卿は正に四面楚歌そかの中にある。 服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』より引用
  • その武田家と、京都の将軍のあいだに、近ごろ繁く、密使の交わされていること、双方のはらの中など、思いめぐらせば、御当家は今やまったく、四面楚歌しめんそかの中にあるかと考えられます。 吉川英治『新書太閤記(四)』より引用
  • この存亡の秋に壱岐守長行は一人非戦論を堅持、生麦事件を平和的交渉で解決したものの、売国奴と罵られ、攘夷派の追及を受けて違勅の咎めを受け、四面楚歌の中で京都洛外興正寺に蟄居謹慎の沙汰となるのだった。
  • さらに、本会議の首班指名において、野党の公明党・竹入義勝委員長、民社党・佐々木良作委員長との連携・連立を視野に入れた工作もあり、四面楚歌の中で中曽根再選は危ういかと思われた。