四分五裂

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  • しかし、国の指導者とか支配者になる者は、ドイツの四分五裂を直視して、それをなんとかまとめなければならない立場にある者である。 橋本治『二十世紀(上)』より引用
  • 指揮系統を失って四分五裂した反乱軍の多くは、武装集団になり果て、首都圏および全国各地で略奪行為をくり返した。 打海文三『裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争』より引用
  • 明智軍は四分五裂、潰散かいさんしたが、光秀がどうなったかはわからない。 海音寺潮五郎『新太閤記(三)』より引用
  • 朝倉本陣を四分五裂した榊原康政勢は、勢いに乗じて浅井本陣に迫った。 池宮彰一郎『本能寺(上)』より引用
  • 四分五裂してゴルジアから撤退した総督府防衛大隊は、今も完全な混乱状態にあるらしかったからだ。 川又千秋『火星人先史』より引用
  • たった八人で追尾する敵軍に逆に斬込きりこみをかけ、これを四分五裂させたなどという話は、どの武将も聞いたことがなかった。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • このシリヤクスは、主義主張の異なる四分五裂の革命派をなんとかひとつの力にまとめあげようと、努力していたんだな。 大江志乃夫『凩の時』より引用
  • 裏崩れして四分五裂になって敗走しつつある幻影が重なって、チラチラと揺れている。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • この勢いが更に進めば、天下は四分五裂する。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • 急激な進路の変更は、国内を四分五裂、同胞相撃つの修羅場を現出する。 半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』より引用
  • 四分五裂状態の共産主義者同盟も、三つ巴的な党派闘争状態にある。
  • フランスと日本、そしてイギリスは今の体制になると同時に四分五裂し、支部を形成できるだけの勢力が存在しない空白地帯と化している。 神野オキナ『あそびにいくヨ!第06巻』より引用
  • 北洋艦隊は四分五裂となり「定遠」「鎮遠」を残して北西に退却する。
  • 武田家は、外に戦を繰り返し堅固を誇るかのようであったが、内情は四分五裂しかけていた。 池宮彰一郎『本能寺(下)』より引用
  • 混乱はますます大きくなり、一丸となっていた軍勢は四分五裂し、ついには潰走をはじめたのである。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第04巻』より引用
  • 死体が四分五裂になっているにも拘らず、右手だけは付根から切断されて、上膊から先が完全であった事実を思うがよい。 松本清張『日本の黒い霧(上)』より引用
  • 不意を打たれて、秀次隊は四分五裂、最も見苦しい姿で潰走かいそうした。 海音寺潮五郎『新太閤記(四)』より引用
  • あれほど四分五裂していた半島を、今年のうちにも再統一しそうな勢いだし、噂ではスウェーデンのヴィスビーやスコーネ地方まで狙っているともいうぞ。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • イギリスはこの国の四分五裂するのを待ってるが、フランスにかぎって決してそんなことはないなんて、フランスはまたフランスでなかなかうまいことを幕府の役人に持ち込んでるといううわさもありますさ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • このように、二次ブントは4年余りで完全に分裂し、四分五裂し、全体として勢力を失った。
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