四分五裂

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  • で勢い、四分五裂、上へ下へ、蜘蛛くもの子のような乱離らんりをみせだしていた。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 敵は四分五裂して逃げたが、両騎士団ともそんな雑兵には眼もくれなかった。 茅田砂胡『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』より引用
  • 他にも中央政府に反発する勢力があり、コンゴ国内は四分五裂となっていた。
  • 当時の王は、エジプトの王国が四分五裂する様を目にして北方への遠征を決意した。
  • ロシア艦隊は混乱の極に達し四分五裂となって、各個に逃走を始めた。 豊田穣『海軍軍令部』より引用
  • 関羽の部隊が城から討って出て追撃し、曹仁の人馬は四分五裂して霧消した。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』より引用
  • 敵は慶次郎の予想をはるかに超える速さと勇猛さに気を奪われ、陣型が四分五裂してしまうからである。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 東軍の戦線は、東西一里の間で四分五裂となった。 光瀬龍『歌麿さま参る』より引用
  • お前は正直もので、いつもお前の表情と、言葉とは一致していたが、今日のお前の表情は四分五裂している。 武者小路実篤『愛慾・その妹』より引用
  • そのような状況の総括と展望をめぐって、ブントは四分五裂状態になる。
  • 李成の軍は追われて四分五裂のありさまになった。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(五)』より引用
  • そんなことになったらネプトーダ連邦は四分五裂になり、潰滅するに違いない。 眉村卓『不定期エスパー2』より引用
  • 苦心してさぐらなくても、数日いれば城内の四分五裂はすぐわかる。 星新一『殿さまの日』より引用
  • 四分五裂しぶんごれつについえ去って、損害ははかり知ることのできぬほどのものとなるのだ。 海音寺潮五郎『天と地と(一)』より引用
  • 駅員が小雨の中をすぐに現場に行くと、運転士の言葉通り四分五裂になった男の轢死体を発見した。 松本清張『日本の黒い霧(上)』より引用
  • そう見えたのは、皮手甲が透明であったからで、実はそれが四分五裂に裂けたものであったことは次の瞬間にわかった。 山田風太郎『忍者六道銭』より引用
  • かつ実際には厳密に党所属議員がグループ化されているわけではなく、個々の議員が多様な主張を勝手に繰り返す四分五裂の事態となっていた。
  • 崩れ立った第一陣は左にひらくどころか、四分五裂となって第二陣になだれかかって行く。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 新左翼が四分五裂したのも同様の理由である。
  • パリにおける三年の月日は、ソヴェトから行った若い素朴な三人の才能を四分五裂させてしまっていた。 宮本百合子『道標』より引用
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