嘸かし

全て 副詞
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  • あとから考えるとこの時の私の眼は、さぞかし鋭い光りを放っていたであろうと思う。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 君にしたって、こんな話を持ち込んで来る時はさぞかし厭な思いをするのだろう。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 帰らぬと思つて居る所へ不意に帰つて行つたら、さぞかし皆が吃驚びつくりするであらう。 加能作次郎『厄年』より引用
  • こう云ったら君はさぞかしびっくりするだろう。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 将来の日本には独身の男女がさぞかし殖えることであろう。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • さぞかしまた聞かせられることだらうなあ。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 万事に柔順な翁は、この諫止に従ったらしいがさぞかし残念であったろうと思う。 夢野久作『梅津只円翁伝』より引用
  • 女のつまりませぬくり言を長々と書きつけましてさぞかしおきになったことで御座いましょう。 夢野久作『押絵の奇蹟』より引用
  • 永い間雪に包まれた人たちにとつてはさぞかしこの見榮えのせぬさびしい花に心を惹かるゝことであらう。 若山牧水『花二三』より引用
  • 嘸かし立派に撮れた事と思ってゐます。 知里幸恵『手紙』より引用
  • お前はさぞかしわしを恨んでいるだろう。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • それと同時に、介抱が巧く行かなかった当の責任者の副院長が、さぞかし狼狽しているだろうと想像した、あざけりの意味の微笑もまじっていたように思う。 夢野久作『一足お先に』より引用
  • それはさぞかし面白いでしょう。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 読者はさぞかし自烈じれったいであろう。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 御病気の折柄をも構いませず、女心のせつなさに、こんなに長々とした事を御眼にかけましてさぞかしお読みづらくてお疲れの事と存じます。 夢野久作『押絵の奇蹟』より引用
  • 次第によつたならば、少々位の狐肉は送つてくれるかも知れないと、気がついたからすぐ浅間山麓へ手紙をだし、千円の皮を残す銀狐はさぞかし肉もおいしからうとたよりしたのであつた。 佐藤垢石『たぬき汁』より引用
  • 「御苦労さん」なぞいう挨拶がましいことを云ったことは一度もなかったのだから、金鵄勲章の配達手君にとってはさぞかし傲慢な、生意気な青二才に見えたであろう。 夢野久作『眼を開く』より引用
  • さぞかしあたゝかいお言葉ことばであつたらう。 シュウォッブ・マルセル『浮浪学生の話』より引用
  • 己のような罪人の脳裡には、さぞかし穢らしい思想の数数が、蛆虫の如く一杯に群がって居るのだろうと想像する人があったら、何卒どうぞ己が今迄に発表した創作を見てくれ給え。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • そのみじめな残骸を見てまわると、吾が日本の「地震鯰」もさぞかし溜飲が下ったろうと思われる痛快さである。 夢野久作『街頭から見た新東京の裏面』より引用
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