嗅ぐ

全て 動詞
664 の用例 (0.02 秒)
  • 刑事でもない人間が、殺人事件に関する情報をぎ回っているのだから。 新堂冬樹『忘れ雪』より引用
  • なんだか知らないけど、妙に人の周りを嗅ぎ回ってるようなところがさ。 乃南アサ『紫蘭の花嫁』より引用
  • 彼はあのとき、母親の顔の中に、来るべき運命を嗅ぎ取ったのだろうか。 篠田節子『カノン』より引用
  • 私の日常では絶対に嗅ぐことのできない匂いが無数に存在するはずである。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • 鉢合わせしたのは偶然だが、俺のことを嗅ぎ回っているのは知ってたよ。 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』より引用
  • にもかかわらず、私はMさんと室さんに共通する匂いを嗅ぎとっていた。 山口洋子『演歌の虫』より引用
  • 何かなつかしい匂いを嗅いだ時に、過去の風景が目の前に広がったことは? 恩田陸『ライオンハート』より引用
  • この婆さんの方に私が好意を持っていることを嗅ぎだしたからであろう。 坂口安吾『わが精神の周囲』より引用
  • こんな香気を嗅いだのは初めてだが、なぜか初めてのような気がしない。 澁澤龍彦『高丘親王航海記』より引用
  • 草の匂いを嗅ぎながら木々の緑の中を走るのは、とても気持がよかった。 海老沢泰久『F1走る魂』より引用
  • 天吾は念のために鼻にあてて匂いを嗅いでみたが、何の匂いもしなかった。 村上春樹『1Q84 BOOK2』より引用
  • 彼女は姉に気付けの塩を嗅がせたので、伯爵夫人はやっとわれに返った。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • その沈黙の中に、わたしは別のエマが生まれつつあることをぎとった。 小池真理子『薔薇いろのメランコリヤ』より引用
  • 私はその山の中で初めて松脂のにほひを嗅ぎ、ゐもりの赤い腹を知つた。 北原白秋『思ひ出』より引用
  • この人は、この簡単な匂いさえ嗅ぎ分けることができなかったのである。 宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』より引用
  • 私の抱えた秘密を、あるいはその一部を敏感に嗅ぎ取っているみたいだ。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 昼間は勤め人の姿をしていても、夜になると、当時の匂いをぎに行く。 色川武大『花のさかりは地下道で』より引用
  • それで三匹の警察犬をだして、現場に落ちていたナイフを嗅がしたのです。 フリーマン・リチャード オースティン『予謀殺人』より引用
  • ぼくはどうしていたかと言うと、みんなといっしょになって熱心に嗅いだ。 リルケ/星野慎一訳『マルテの手記』より引用
  • なるほどさっき薬のにおいいで死ぬんだなと虫が知らせたのも無理はない。 夏目漱石『坑夫』より引用
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