営々

全て 副詞
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  • と共に資本家や政治家の営々とした併し無意義な生活も決して同情に値いしない。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 里木は営々と小さな人を生み出し続け、陽子の周りに群がり始めた。 同人『十二国記』より引用
  • これまで営々と苦労をかさねてきて果たし得なかったことを偶然がやってのけてくれた。 バローズ/佐藤高子訳『危機のペルシダー』より引用
  • これがけしからんなら、男はその数倍けしからんことを営々とやり続けてきた。 松沢呉一『エロ街道をゆく ――横町の性科学』より引用
  • ヴィクトリア朝の人々は、それこそシャツの袖をまくり上げ、営々と働く。 キャロル/多田幸蔵訳『不思議の国のアリス』より引用
  • 市民は思い出すたびに役にも立たぬ仕事に営々として働いた。 吉行エイスケ『恋の一杯売』より引用
  • 人が営々と築いてきた会社をギャンブルみたいな仕手戦だけで取り上げてきたんだ。 平安寿子『素晴らしい一日』より引用
  • 十週間、営々として努力した結果、ともかく軍隊を再建した。 加瀬俊一『ナポレオン その情熱的生涯』より引用
  • 女がいかに自分の思うがままに男を手なずけるために営々として苦心をしたか、ということさ。 カー/平井圭一訳『黒死荘殺人事件』より引用
  • 恩知らずめ、わしが営々と築きあげてきたこの会社を誰にも渡すものか。 大藪春彦『野獣死すべし』より引用
  • 自分はたとえばフランス語の一論文を読むのにも営々とした時間の浪費を常にいられてきたものだのに。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 社員一〇〇〇名の企業を営々として築いてきた女社長が、たったひとりの男によってまったく力を失ってしまった。 呉善花『恋のすれちがい』より引用
  • 昭和四十八年の省エネショック以来営々と築きあげて来た彼のテレビ人生は今夜ですべて終ったのである。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』より引用
  • 左右両翼隊と予備隊配属の重火器部隊は営々として追及中であった。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • ひげもそらず、耳も洗わず、営々として復興工事に働いているんだ。 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • 発売禁止とか、切取りとかの険を冒して、何のために営々努力しているのか。 山本実彦『十五年』より引用
  • しかも中央からの援助もさしてないままに、われわれは営々として町の再建のために努めて来た。 堀田善衞『スペインの沈黙』より引用
  • その歴史に織り込まれた表面の直観面には現われない営々たる秩序と体系とがあるのは当然だ。 戸坂潤『哲学の現代的意義』より引用
  • 村は営々とこの樅材を利用して卒塔婆そとばを作り、のちには棺を作った。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • そこに描かれた老医師は宿場の医者たる境遇に安んじて、日々に営々とあらゆる患者に同じ態度で接している。 山崎正和『鴎外 闘う家長』より引用
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