喧しい

全て 形容詞
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  • 雲が死んだ日は鴉がやかましかったが、その日は一羽も来ていないらしかった。 吉行理恵『小さな貴婦人』より引用
  • 天皇や西園寺、幣原が喧しく南に注意した効果がともかくあったようだ。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』より引用
  • 会場の前では大勢の人々がかたまり合って喧しく盗難事件の噂をしていた。 松本泰『日蔭の街』より引用
  • やかましい落語が聞こえなくなって好都合だ、ぐらいに思っているのだろう。 山田正紀『火神(アグニ)を盗め』より引用
  • 左手で腹を支え右手でその頭のところを握っているが、ガアガアとやかましい。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 父親をさし置いて叔父の方がそう喧しく云う事もないでしょう。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 急に耳が遠くなるわけはないし、電車の音がやかましいわけでもない。 色川武大『花のさかりは地下道で』より引用
  • ところが二高に来て見ると、これはまた京都以上に細々した事がやかましかった。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • きんきんきんとやかましい音が部屋中にひびき渡り、いやでも目が覚めてしまう。 有沢まみず『いぬかみっ!01』より引用
  • 用心しろとやかましく云っていたのに無理をしたので尚悪くなった。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • 巡査がやかましくいったので、三ルピーで荷物を持って行くことになった。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • 巡査がやかましくいったので三ルピーで荷物を持って行くことになった。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 海岸通りには荷役の権三ごんぞうたちが群をしてやかましく呶鳴り合って居た。 牧逸馬『上海された男』より引用
  • 玩具おもちやの猿のようにキイキイとかまびすしいあの女たちを級友と呼ぶのは難しい。 牧野修『ファントム・ケーブル』より引用
  • なりたけ両方をゆっくり取るようにしておかないと、当節はやかましいんだからね。 泉鏡花『露肆』より引用
  • 雀の軒近く囀るのをかしましく思ふやうな日も一日一日と少くなつて行くではないか。 永井荷風『虫の声』より引用
  • 一行の姿が見えなくなってから、また噂はかまびすしくなりました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • お宅のお子さんたちの声が喧しくて、宅がなにかと申しますものですから。 須賀敦子『遠い朝の本たち』より引用
  • どちらかというとやかましい音楽の方が好きなんだけれど、これだけはしかたがなかった。 森博嗣『スカイ・クロラ』より引用
  • 道は左岸の段丘の上に通じて、暫くは喧しい瀬の音も耳にしなかった。 木暮理太郎『黒部川を遡る 』より引用
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