喜びも束の間

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  • 於勝おかつの通夜以来謹慎して、華岡はなおか家に出入りしていなかった下村良庵は、久々で師の家に迎えられた喜びもつかの間に、青洲が取りかかっている実験の怖ろしさに顔色を変えていた。 有吉佐和子『華岡青洲の妻』より引用
  • ワールドシリーズMVPに輝きメジャーで頂点を極めた甲斐、しかし喜びも束の間そんな栄光の彼に待っていたのは、一人の少年の放った一発の銃弾だった。
  • 不具に生まれ、その上長い間闘病とうびょうし、奇跡的きせきてきにその病気に打ちち、結婚が決まった喜びもつかの間、結納が入る当日に信夫を失ってしまったのだ。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • 不具に生まれ、その上長い間闘病し、奇跡的にその病気に打ち克かち、結婚が決まった喜びも束の間、結納が入る当日に信夫を失ってしまったのだ。 三浦綾子『塩狩峠 道ありき』より引用
  • 喜びも束の間、剛造もまた病に冒される。
  • アアンソールの近くでカーソリスにようやく会えた喜びもつか、カーソリスは緑色人の長剣で打ち倒されてしまった。 バローズ『火星シリーズ04 火星の幻兵団』より引用
  • その喜びも束の間、レキシントンはヨークタウン一隻を残して対空火器新装のためにパールハーバーへ帰って行った。 森村誠一『ミッドウェイ』より引用
  • キッドとの再会の喜びも束の間、ぴかぴかに一新したスカイウォーカーに、こんどは三人で乗り込みます。 久美沙織『小説版MOTHER2』より引用
  • それを、漸くにして見出した時の、喜びも束の間、おう何と小さく杳かに頼りなげに、君は淡く薄らいでいくことか。 豊島与志雄『情意の干満』より引用
  • 男子誕生の喜びもつか、いまはラプンツェルの意味不明の衰弱に、魂も動転し、夜も眠れず、ただ、うろうろ病床のまわりを、まごついているのです。 太宰治『ろまん灯籠』より引用
  • しかし喜びも束の間、クラブに八百長疑惑が起こり、ジェノアはセリエC1降格を余儀なくされた。
  • 増次郎や町民の喜びも束の間、虻田町役場、関係者、増次郎は全力を挙げ、知恵を振り絞り、視察団対策を練った。

喜びも束の間 の使われ方