喘ぐ

全て 動詞
946 の用例 (0.01 秒)
  • 私は頭の上に大きな石をのせられたような圧力を感じ、その圧力にあえぐ。 石川達三『充たされた生活』より引用
  • 男は葉子のすぐ脇に立ち、あえぐように走る女の姿をじっと見つめていた。 大石圭『自由殺人』より引用
  • 私にはその大きな腹が、あへいだ呼吸に波打つてでもゐるやうな気がした。 島木健作『赤蛙』より引用
  • 男の頭のどこかには、いまだ瀕死ひんしの赤児が一人、小さいあえぎを続けている。 芥川竜之介『母』より引用
  • 小百合は、あえぐように息をしながら、あのスーパーの前で、足を止めた。 赤川次郎『殺意はさりげなく』より引用
  • そしてあえぎ喘ぎいう文句の意味を理解につづってみるとこういうのだった。 岡本かの子『食魔』より引用
  • 顔を下に向けて、肩であえいでいたら、頬に冷たいものが押しつけられた。 野村美月『文学少女シリーズ13 “文学少女”と恋する挿話集3』より引用
  • 馬のあえぎが車に伝わって、馬車は、まるで興奮しているように、震えた。 ディケンズ/本多顕彰訳『二都物語(上)』より引用
  • 君が来てくれたときは、もうその少し前から夫人は喘ぐような息をしていた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(4)』より引用
  • 形の崩れぬ乳房に唇をつけたとたん、美弥子は激しく頭を振って喘いだ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター07 エイリアン妖山記』より引用
  • 口から舌の先をのぞかせて軽く喘いでいたが、苦痛の色は全く見えなかった。 三浦哲郎『愁月記』より引用
  • いや、おれたち以上にその運命の苛酷さにあえいでいたのではないだろうか。 山田正紀『弥勒戦争』より引用
  • 気がつくと、公園のジャングルジムにもたれて、肩で大きく喘いでいた。 野村美月『文学少女シリーズ13 “文学少女”と恋する挿話集3』より引用
  • 異様な興奮に喘ぎながら、何か云おうとして彼は唇をいくどか動かした。 栗本薫『真夜中の天使5』より引用
  • さっきまで喘いでいた秋葉みたいに、こっちの頭が真っ白になっていく。 奈須きのこ『月姫 温かな午睡(秋葉・トゥルーエンド)』より引用
  • 次第に高まっていく喘ぎ声と共に、腰の動きが烈しくなる様を想像した。 小池真理子『虚無のオペラ』より引用
  • だが、それは喘ぐような呼吸音にかき消されてきき取ることができない。 大石圭『殺人勤務医』より引用
  • おれは喘ぐゆきの後ろへ廻り、ブラウスの胸もとから右手をさし込んだ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター15 エイリアン魔神国 完結篇3』より引用
  • 城左衛門は、満面に汗を噴かせ、はっきりと肩と胸にあえぎをみせていた。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(上)』より引用
  • 喘ぎ声と舌を鳴らす音がやむと、女はそっとカイルの両頬に手をあてた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター03 D-妖殺行』より引用
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