啻に

全て 副詞
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  • ただに人が人に対する場合のみでなく、画家が自然に対する場合も愛である。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • しかも人口は啻に増加しないのみならず、現在数もおそらく小である。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • 今では私は博士をただに恩師としてでなく、慈父のように慕っているのだ。 甲賀三郎『血液型殺人事件』より引用
  • 啻に富の分配が異るに至るのみならず、また富が実際に失われるであろう。 リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』より引用
  • その場合には啻に資本の分量のみならず更にその価値もまた増大するであろう。 リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』より引用
  • 彼らはただに演劇を見て喜ぶのみならず更にこれを絵画に描きてながめ賞したり。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • それは啻に価値において騰貴するのみならず、更にまた額において増加する。 リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』より引用
  • 私の説くところは、ただにその弟子のシャブズン師から聞いたばかりでない。 河口慧海『チベット旅行記(上)』より引用
  • ただに知識において然るのみならず、意志においてもその通りである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 啻に日本において唯一のみならず、世界でも類例の稀な存在だと思っています。 柳宗悦『日本民芸館について』より引用
  • わたくしの新に得た知識はたゞにそれのみではない。 森鴎外『寿阿弥の手紙』より引用
  • しかしそのまさに補ふべき所のものは、たゞに安石の上のみではない。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • そいつはたゞに周囲の援助を妨礙ばうがいしようとするばかりでは無い。 レニエ・アンリ・ド『復讐』より引用
  • 時代はただに一つの大議論家を出したのみではなくて、ほとんど無数の大議論家を出してむ時がない。 森鴎外『鴎外漁史とは誰ぞ』より引用
  • ただに万葉集の作者として、名を廿巻のどこかに止めて居る人に限るのではない。 折口信夫『万葉びとの生活』より引用
  • 榛軒はたゞに関帝等の像を居室に安置したのみならず、又庭に小祠を建ててゐた。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • ただに意志作用のみではなく、いわゆる知識作用である思惟想像等について見てもこの通りである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • かくて啻に利潤率が増加されるのみならず、それを取得する者の境遇も改善されるであろう。 リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』より引用
  • しかしてこれはただに男子にかぎらず、女子においてもまた然りである。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • そしてわたくしはたゞに此に由つて会の年月日を知ることを得たのみではなく、又客中に館柳湾たてりうわんのあつたのを知ることを得た。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
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啻に の使われ方