哄笑

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  • そしてそれだけでは足りないと思ったのかはははと声を出して哄笑をした。 金史良『天馬』より引用
  • ぼくたちは哄笑と感動の両方に襲われたが、一般に哄笑の方が強かった。 デュラス/三輪秀彦訳『ジブラルタルの水夫』より引用
  • 警部はもうこっちのもんだといわんばかりに電話のむこうで哄笑こうしょうした。 横溝正史『金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜 v0.9』より引用
  • 笑いはいつまでも続いていたが、そのうちに甲高い哄笑こうしようとなってはじけた。 貴志祐介『天使の囀り』より引用
  • 可なり多くの歌と踊りを持つが、哄笑を誘う喜劇なるは云うまでもない。 井崎博之『エノケンと呼ばれた男』より引用
  • すると人々は私の態度の極端な変わりようを見てみんな哄笑したことでした。 アプレイウス/呉茂一・国原吉之助訳『黄金のロバ』より引用
  • 槍先から血をしたたらせた匈奴兵たちが、哄笑こうしょうしながら馬車に群らがった。 田中芳樹『宛城の少女』より引用
  • ギィ・グッガはまばたきをしながら、ちょっとだけ考えてからまた哄笑こうしょうした。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 01 アの国の恋』より引用
  • 入鹿は哄笑すると、東漢氏の兵士の隊長である東漢直雀を呼び刀を渡した。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(上)』より引用
  • 一時哄笑がおこり、それもすぐに鎮まって、米造が膝の前に白扇を置く。 樋口有介『船宿たき川捕物暦』より引用
  • いつかこの哄笑が彼には不吉なものになるのではあるまいかと思われるほどであった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 眼鏡の下で彼の目は曇り、一方ホメーロス的な哄笑こうしょうが彼の耳もとで爆発した。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』より引用
  • 彼にはそれが、哄笑こうしようをあげつづけている何かの大きく開けられた黒い口のように見えた。 勝目梓『女王蜂の身代金』より引用
  • 猪首の男は一人哄笑しながら、窓を越えて光の中へ這ひ込んできた。 坂口安吾『麓』より引用
  • 黒雲が裂けそうな口を開き、眼と同じような真赫なきばを剥いて哄笑こうしようした。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
  • 篤の哄笑を聞きながら角を曲がって村道に逃れたときには、嗚咽になった。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • ときどき鬱憤うつぷんをもらしながら自分の家臣にもよく哄笑して見せることがある。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 編集長は、彼の顔をまじまじと見詰め、それから大口をあけて哄笑こうしようした。 梶山季之『朝は死んでいた』より引用
  • 自分の馬鹿さ加減を眼の前に据えて、男らしく哄笑し得たのだと思う。 小林秀雄『考えるヒント』より引用
  • 大将軍の叫びが哄笑に変わったのは、馬車の姿が闇に溶ける寸前であった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター11c D-ダーク・ロード3』より引用
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