呑気

全て 名詞
1,889 の用例 (0.02 秒)
  • 余は思わず弥生やよい半ばの呑気な弥次やじ近付ちかづきになったような気持ちになった。 夏目漱石『草枕・二百十日』より引用
  • これからは、とても、今までのように呑気にしているわけにはゆくまい。 久生十蘭『キャラコさん』より引用
  • 窓の向こうに目をやると、一日ごとに呑気のんきになっていく空が広がっていた。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第04巻』より引用
  • 息子は朝は呑気にぐうぐう寝ていたが、いつの間にかいなくなっていた。 山本文緒『プラナリア』より引用
  • その芝居の相手をさせられたのが、呑気のんき者の僕だったというわけです。 西村京太郎『完全殺人』より引用
  • そうとも知らずに呑気のんきにお風呂なんか入ってる場合じゃないわよね。 森瑤子『ママの恋人』より引用
  • こんな呑気のんきに遊んでいる場合ではないとは、俺自身解ってはいるんだが。 谷川流『涼宮ハルヒの暴走』より引用
  • 呑気きわまる支那人の別の一面にそんなところがあるのを私は知った。 上村松園『余齢初旅』より引用
  • 子どもを抱えて働くなんて大変だろうなあ、とこちらは呑気に考えていた。 竹内久美子『浮気で産みたい女たち 新展開!浮気人類進化論』より引用
  • 敦樹はその呑気のんき様子ようすに軽く息をつくと、再び三輪自転車をぎ始めた。 伊都工平『天槍の下のバシレイス1 まれびとの棺 〈上〉』より引用
  • 基本的に自分達を非戦闘員と割り切っており、呑気で陽気な性格である。
  • 彼女たちの呑気さと無関心さが、暗い時代を加速させているんだと思った。 西村京太郎『浅草偏奇館の殺人』より引用
  • でも呑気に振っているからね、だからハンディも一つ上だったよ、僕は。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』より引用
  • 映画を見てきた人間を呑気と笑った奴が芝居見物とはなに寝惚ねぼけてやがると。 鈴木光司『らせん』より引用
  • 東京へ帰ると英国人のように呑気な顔も少ないがドイツ式に緊張した顔も少ない。 寺田寅彦『電車と風呂』より引用
  • アパートの誰が来るんだろうな〜とか、呑気のんきに思ってた俺はびっくりした。 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常⑧』より引用
  • 本当のところ、呑気だったのは、よっぽど僕のほうだったかもしれない。 西尾維新『少女不十分』より引用
  • その笑顔が、ただの呑気のんきさの表れでないことの意味が、本当に恐ろしい。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第09巻』より引用
  • 自分の見たところでは、お貞さんが宅中うちじゅうで一番の呑気のんきものらしかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 藍が命を落としかけているというのに、呑気のんきに眠ってなどいられなかった。 松岡圭祐『千里眼の水晶体』より引用
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