呑み込むこと

37 の用例 (0.01 秒)
  • シナンが、そう告げた時、アンドレア・グリッティは、自分の内部にも浮かんでいた同じ言葉を、覚悟して呑み込むことができたのである。 夢枕獏『シナン2』より引用
  • もしそうだとすると、凡て新しく現われた支配的な事情を逸早く呑み込むことこそが、三木の本領でなければならぬわけになる。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • つまり、体中に内出血を伴う挫傷があったのは、暴力によってキャッツアイを呑み込むことを強要されたからではないかと考えられます。 黒川博行『キャッツアイころがった』より引用
  • だが、スカイ・レイカーの説明をするりとみ込むこともできず、小刻みに首を振りながら言いかけた。 川原礫『アクセル・ワールド 03 -夕闇の略奪者-』より引用
  • このようにして、やがては銀河中心の大質量ブラックホールが銀河全体の質量を全て呑み込むことになる。
  • 真剣にさとしていることはわかるが、くわしい理由も告げられずに頭ごなしに関わるなと言われても、「はい、わかりました」とみ込むことはできなかった。 今野緒雪『マリア様がみてる 34 リトル ホラーズ』より引用
  • その番人共というのは、数知れぬ黒い蛇のことで、棕櫚しゆろの木よりも太く大きく、一匹一匹が、きっと水牛でも象でも呑み込むことのできそうな代物だった。 佐藤正彰訳『千一夜物語 04』より引用
  • 声がしわがれ、たべものをむことが出来なくなる。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • それは、菓子であったが、受け取った時ずっしりと重く手にこたえた加減から、箱が二重になっていて上が菓子、下は山吹色と直ぐと呑み込むことが出来たものだ。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • バーニーののどはかわき、つばみ込むこともろくにできなかった。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • 選挙人は自分の眼で選んだであらう、つまり、いかなる人物であるかをあらかじめ呑み込むことができたであらうし、自分の選ぶ代議士の大体の観念をつかむこともできたであらうから、いはゆる、あてずつぽうに決めちやふ、といふやうなことはなかつたであらう。 リラダン『殘酷物語』より引用
  • そんな時にあせつて手足をもがくと却つて遅くなるので、静かに身体を垂直にして居ると、すぽりと容易く頭が水面を突き抜けるやうな形に浮き上るといふことも、間もなく呑み込むことが出来た。 中谷宇吉郎『真夏の日本海』より引用
  • 事実といふものを決して即座には呑み込むことの出来ない私は、彼が已に後姿になつてのち初めて劇しい憎悪に襲はれるのであつたが、すると彼は、、忽ち後姿にも生真面目な恐怖を表はして、しかも尚無関心を装ほひ乍ら、面白さうな足どりで階段を降るのであつた。 坂口安吾『蝉』より引用
  • 同番組の司会者である内村光良は隔離されたブースで匂いを嗅ぐなり「ションベンだよ、ションベン」と話し、口には入れたものの呑み込むことができなかった。
  • だが焔は『白馬』のたくましい巨体を丸ごと包み込み、み込むことには成功した。 丈月城『カンピオーネ! 03 はじまりの物語』より引用
  • マンナンライフは窒息事故の危険性が指摘された従来の「ポーションタイプ」に対して、砕かずに呑み込むことが困難な「クラッシュタイプ」のこんにゃくゼリーを2008年に開発した。
  • 丸呑み、丸飲みまるごと呑み込むこと。