呑み込む

全て 動詞
407 の用例 (0.00 秒)
  • 何ひとつ遅滞なくその嘘が他人にみ込まれなければ承知できないんだ。 半村良『闇の中の哄笑』より引用
  • 例のごとく機械の各部分の性能を擬人法によって呑み込ませようとする。 池波正太郎『おおげさがきらい (池波正太郎未刊行エッセイ集1)』より引用
  • とすぐに、彼女の前に口を開いたくぐり戸がその女性の姿を呑み込んだ。 アレクサンドル・デュマ/鈴木豊訳『赤い館の騎士(中)』より引用
  • お兼さんは地理だけはよくみ込んでいたが、病院の名は知らなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • まずは口の中にしまっておくのも、結局は最後に呑み込むためなのだが。 シェイクスピア/大山俊一訳『ハムレット』より引用
  • 何も事情を知らなければ、宇佐だってこの噂を呑み込んでしまったろう。 宮部みゆき『孤宿の人 (下)』より引用
  • つっこみたい気持ちは大いにあったが、無駄むだな気がしたので呑み込んだ。 来楽零『ロミオの災難』より引用
  • 目を逸らせば、その瞬間に呑み込まれるという理由のない確信があった。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • 話をひととおり整理し、彼女の言ったことを呑み込むのに時間がかかった。 村上春樹『1Q84 BOOK1』より引用
  • 私は腹の底に漬け物石を呑み込んだような気分で、電話ボックスを出た。 伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』より引用
  • 涙を呑み込むようにして、次郎兵衛は両手で自分の膝をつかんでいる。 平岩弓枝『御宿かわせみ 12 夜鴉(よがらす)おきん』より引用
  • おれはすでにその内部にみ込まれてしまっているのではないのか。 北野勇作『ハグルマ』より引用
  • まるで女のヒステリーだと続けそうになり、あわてて言葉を呑み込んだ。 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』より引用
  • 宇佐は、自分が呑み込んだのと同じものを、ほうにも与えることにした。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • しかし前方の闇はそのためになおいっそう暗くなり街道をみ込んでしまう。 梶井基次郎『闇の絵巻』より引用
  • たてつづけにしゃべって、獨りで呑み込んだ顔をして下に降りて行った。 水野葉舟『北国の人』より引用
  • 彼が夫からはなはだ軽く見られているという事もよく呑み込んでいた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • ダンボール紙でできた壁が音という音をみ込んでしまっているのだ。 桜坂洋『よくわかる現代魔法 第06巻 Firefox!』より引用
  • しかし、呑み込んだそれが、すぐに首の切り口から外に出てきてしまう。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四』より引用
  • それはそれで魅力的な顔だ、と瀬戸口は言おうとして言葉を呑み込んだ。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 09 九州撤退戦・下』より引用
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