告げ

全て 動詞
25,548 の用例 (0.02 秒)
  • 私はすこし前に百合さんの告げた庭のお茶のことを思ひ出したのである。 神西清『恢復期』より引用
  • 何故ならば、彼の女は私の事を母親へ告げないでいるのが明らかだった。 松永延造『職工と微笑』より引用
  • 案内してくれる文化委員は、工場学校の方へ歩き出しながら話に告げた。 宮本百合子『明るい工場』より引用
  • そして遠い国の方から帰って来たものであるというその心を告げたかった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 君が南から帰ったら、己は既に死んだと彼等に告げて貰えないだろうか。 中島敦『山月記』より引用
  • で、私は簡単に私たちが、たったいま話しつつあったことを告げました。 小酒井不木『自殺か他殺か』より引用
  • もうあれ以来軽率に感情を告げたりすることもなく慎んでいるのである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 彼は女の父兄にも女自身にも、自分の事をまだ一口も告げていなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 君が南から歸つたら、己は既に死んだと彼等に告げて貰へないだらうか。 中島敦『山月記』より引用
  • 十時過ぎるころにFの駅に到着して、彼はわたしに別れを告げて去った。 岡本綺堂『深見夫人の死』より引用
  • 別れを告げて行こうとする神戸の町々には、もう彼岸桜ひがんざくらの春が来ていた。 島崎藤村『新生』より引用
  • そうして明日あすからちょっと旅行して来るつもりだから暇乞いとまごいに来たと告げた。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • その日の放課後、彼女は私のその時の表情がかわいかったと私に告げた。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
  • 前には彼の心は遠く巴里の下宿に別れを告げて来た頃の方へ帰って行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • 自分の悪い行為を人に告げてその苦しみが軽くなるようには私には思えません。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
  • さうして老僧に之から自分で自分の食事を準備す可き事を告げた。 阿部次郎『三太郎の日記 第二』より引用
  • たがいに住所も告げずたずねて来てほしいとも言わずに、そのまま別れた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • その時、簡単に、両村のものの和解をさせて来たあらましを父に告げた。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 平凡なものであるが尼君は考える間もないほどのうちにこんな歌を告げた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • ある料理屋の前まで行くと、二人の婦人はそこで岸本に別れを告げた。 島崎藤村『新生』より引用
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