呆然と

全て 副詞
3,434 の用例 (0.01 秒)
  • あれから一年たったかとお思いになると呆然ぼうぜんともおなりになるのである。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 呆然ぼうぜんとその名を口にしていたことに、当の本人は気づいているかどうか。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 07』より引用
  • 塀の上に座り込んだ猫みたいな姿勢で、呆然ぼうぜんと両手の中から顔を上げた。 竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 04巻 裏腹なる don't look back』より引用
  • 役人に名前を呼ばれて、呆然とまだ信じられぬ面持ちで居る者もあった。 松本清張『無宿人別帳』より引用
  • 彼はただ、引き金にかかる指の動きを呆然ぽうぜんと眺めている事しかできない。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第05巻』より引用
  • 呆然ぼうぜんと手紙を見つめていると、母が死んだ時のことを思い出しました。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • かくばかり胸の痛むかな 廿五の女は海を眺めて 只呆然となり果てぬ。 林芙美子『蒼馬を見たり』より引用
  • 私は呆然と、そして何か悲劇的な気持ちでこの事件の意味をかみしめた。 近藤紘一『サイゴンのいちばん長い日』より引用
  • 後ろに気配、振り返るとそこに呆然と立っているネギ先生の姿があった。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • 俺は魂を抜かれるような衝撃を味わいながら、呆然とその姿を見つめた。 九里史生『SAO Web 01』より引用
  • しばらく呆然と立ち尽くした後で、カークはやっと通信器を取り出した。 ジェイムズ・ブリッシュ『11 惑星ゴトスの妨害者』より引用
  • 彼の方も呆然ぼうぜんと口を開けたまま、ありえない光景をただ見守っていた。 三上延『シャドウテイカー3 フェイクアウト』より引用
  • その場所に到着すると、先に来ていた生徒たちが呆然ぼうぜんと立ちつくしていた。 今野緒雪『マリア様がみてる 27 あなたを探しに』より引用
  • ジントは呆然と天井を見つめ、耳にしたばかりの情報を整理しようとした。 森岡浩之『星界シリーズ 星界の紋章 01 帝国の王女』より引用
  • 呆然とそれを見ていたクレアは、心なしか、いや完全に引きつっていた。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第17巻 すてきな結婚式のための魔法』より引用
  • 玄関前で、呆然とそれを眺めていると、隣の奥さんが飛び出してきた。 唯川恵『不運な女神』より引用
  • 呆然ぼうぜんと帰る者もあったが、この世界で働きたいと決心する者もある。 星新一『人民は弱し 官吏は強し』より引用
  • 四人が去ったあと、呆然ぼうぜんつぶやいた一人の親分に胡蝶はくすくすと笑った。 雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 2 藍より出でて青』より引用
  • ゴルシコフも立ち上がって、目の前で展開した光景を呆然ぼうぜんと見つめていた。 吉村達也『逆密室殺人事件』より引用
  • 少女は解放されたことにも気づかない様子で、呆然ぼうぜんと立ちすくんでいる。 貫井徳郎『天使の屍』より引用
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