呆れる

全て 動詞
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  • 和蘭語オランダごでも何でも自由に読むといってあきれたような顔をして余に語った。 夏目漱石『博士問題とマードック先生と余』より引用
  • 二人の年齢差を考えれば、皆が驚きあきれるであろうことはわかっていた。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • このに及んで、まだ条件などと言っていられる神経の太さには呆れる。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • 私はあきれた顔をして、そんなことをいう女の顔をしばらくじっと見ていた。 近松秋江『狂乱』より引用
  • まったく何を考えているんだこの人たちは、と、もはやあきれるしかない。 今野緒雪『スリピッシュ! 04 ひとり歩きの姫君(後編)』より引用
  • 戻った瞬間しゅんかん、黒雪姫があきれたように「早いお帰りだな」とつぶやいたほどだ。 川原礫『アクセル・ワールド 13 -水際の号火-』より引用
  • 誰が聞いても呆れるほどだが、男としての魅力がある奴には違いなかった。 尾崎豊『堕天使達のレクイエム』より引用
  • 背の高いシスターは心配性の人間を見てあきれるように肩の力を抜いた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第07巻』より引用
  • お君はやはり呆れたけれど、これはただ見ているわけにはゆきません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 殆どわたくしは火星へ移住しますとでも云ったのと同じ位に呆れたらしい。 森鴎外『青年』より引用
  • 「あ」自分でもこれはないんじゃないかと呆れるほど情けない声が出た。 田中哲弥『大久保町の決闘』より引用
  • シンクの下の扉を開けたらそこにも本がびっしりとつまっていて呆れた。 長嶋有『タンノイのエジンバラ』より引用
  • 大寺警部は戸口の方をちょっと流し目で見て、呆れたような声を出した。 海野十三『地獄の使者』より引用
  • 私がこんなことを思っていると知ったら、きっと彼らはあきれるだろう。 山本文緒『紙婚式』より引用
  • 老博士があきれた顔をしているのを見て、若い歴史家は説明を加えた。 中島敦『文字禍』より引用
  • 呆れ果てた大都督よと、その人の目の前で手を叩くという有様であった。 吉川英治『三国志』より引用
  • あまりの朴念仁ぼくねんじんぶりにあきれた亨だが、その表情はなぜか暗いものだった。 岩本隆雄『イーシャの舟』より引用
  • そして狩川仁右衛門かりかわにえもんは、実におどろくべく、あきれ果てたることをいったのだ。 山田風太郎『秘戯書争奪』より引用
  • 八年どころか、昭和二十年代のものまで出てきたと言ってあきれていた。 内田康夫『後鳥羽伝説殺人事件』より引用
  • 思っていた以上に変わったおかただと、お初は呆れてものが言えなかった。 宮部みゆき『震える岩 霊験お初捕物控』より引用
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