吹く北風

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  • 住宅街をひゅるりと吹く北風も、もう耕太は気にならなくなっていた。 西野かつみ『かのこん 第02巻 ~はじまりはじまり~』より引用
  • 艦名は北部スペインにおける「山向こうから吹く北風」を意味するスペイン語に由来する。
  • 河原を吹く北風の音も、揖保川の流れも、すでにそこからは遠かった。 津村秀介『湖畔の殺人』より引用
  • 少年の背後から吹く北風にあおられて、いくつもの風船が黒い雲の渦巻く海の上に長い列を作って散って行く。 阿刀田高『猫の事件』より引用
  • 冬のあいだはトラーキアから吹く北風が氷のような寒さを運んでくるので、「体を暖めるものとては、トロイアを発見するという大事業への情熱以外には何もない」ありさまだった。 シュリーマン/関楠生『古代への情熱』より引用
  • 車名はアドリア海沿岸やギリシャ、ロシア、トルコの一部で冬に断続的に吹く北風ボーラに由来している。
  • 冬に時として吹く北風は寒さを厳しくしている。
  • 水面さんのそのアラスカの氷原に吹く北風みたいな雰囲気ふんいき気圧けおされたのか、そそくさと波が引くようにメイドさんと執事しつじたちは去っていった。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第08巻』より引用
  • そして急に吹く北風ボレアスだけを吹き立たせて、行く手の波をうち砕かせた、ゼウスがご養育なさるオデュッセウスが、死と非業ひごう運命さだめとを免れおおせて、櫂に親しいパイエケスの人々といっしょになるまで。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(上)』より引用