吹く

全て 動詞
5,577 の用例 (0.01 秒)
  • ところがそのうちにそろそろ北海道の早い木枯こがらしが吹き始める頃になった。 中谷宇吉郎『南画を描く話』より引用
  • もっとも最近では、高校にもそろそろ錬成の風が吹きこんできたようだ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 一つの室では五六人寄って、そのうちの一人がふえを吹くのを聞いていた。 夏目漱石『満韓ところどころ』より引用
  • 浜には一人の人もいず、背後の丘を越して風ばかりが吹いておりました。 国枝史郎『レモンの花の咲く丘へ』より引用
  • 湿った風に吹かれながら奥の庭に面した建物の横の塔に足を踏みいれた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 木の枝にかかった上着さえ、そのままの位置で激しい風に吹かれていた。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』より引用
  • それは爬虫類はちゅうるいの掌のようでもあれば、吹きつけた火の粉のようでもある。 岡本かの子『母子叙情』より引用
  • この頃の木枯しは海から吹くのではない、山から吹きおろして来るのだ。 岡本綺堂『鷲』より引用
  • この頃の木枯しは海から吹くのではない、山から吹きおろして来るのだ。 岡本綺堂『鷲』より引用
  • 島へ着いた翌日から強い風が出て、後三日にわたって吹いて吹きまくった。 田畑修一郎『石ころ路』より引用
  • 島へ着いた翌日から強い風が出て、後三日にわたって吹いて吹きまくった。 田畑修一郎『石ころ路』より引用
  • きよ子はあの子が電車に乗るとすぐにハモニカを吹くのが癖だと言った。 室生犀星『童話』より引用
  • 井戸の口のあたりで風でも吹いているようなどうどうと云う音であった。 田中貢太郎『忘恩』より引用
  • と思うといつのまにか、それは風に吹き散らされる犬の声に変っていた。 芥川竜之介『奇怪な再会』より引用
  • 心の中で吹き変わりはじめた風に、古山は胸の内でそう名前を付けてみた。 富田倫生『パソコン創世記』より引用
  • 戦車せんしや学校の玄関げんかんの前でその風に吹かれて、厚志あつしはその男と対峙たいじしていた。 広崎悠意『高機動幻想ガンパレード・マーチ』より引用
  • 川の岸べに生えでたあの草の葉は 美女のくちびるから芽を吹いたいきか。 ハイヤーム・オマル『ルバイヤート』より引用
  • 俺は臆病風に吹かれて撤退リセットしたことはないが自殺する気もないってね。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • あるかなきかの風が、香ばしい緑の匂いを何処からか吹き送ってきた。 豊島与志雄『白日夢』より引用
  • 東京の思ひ出はいつも空つ風に吹き曝されてゐるやうな感じがある。 梶井基次郎『『青空』のことなど』より引用
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