吹き上げてくる風

17 の例文 (0.00 秒)
  • 一方の谷から吹き上げてくる風を避け、岩の隙間すきまに潜り込んで休息を取った。 ...
  • 新河岸川から向こうは低地となっているので、そこから吹き上げてくる風が相当に冷たい。 ...
  • 吹き上げてくる風に揺れる熊笹の音を聞きながら、文也と比奈子は歩いていた。 ...
  • 綱にすがりながらそろそろと崖を降りようとしたものの、吹き上げてくる風に及び腰になった。 ...
  • がけの下から吹き上げてくる風が、さらさらした金髪きんぱつをかき上げる。 ...
  • レパルス湾から吹き上げてくる風が肌を刺すようだ。 ...
  • 吹き上げてくる風は、荒々しく音をたてた。 ...
  • 切りたった断崖がそびえていて、太平洋を見わたしながら悠然と身を投ずることができるのであるが、そこは下から吹き上げてくる風の強いことで有名な場所で、自殺者がみずからの体を落下せしめることはとうてい不可能であるという説もあった。 ...
  • ときおり吹き上げてくる風に冷えた芯が感じられる。 ...
  • 目もくらむような高所の空をよぎり、通路の切れ目から吹き上げてくる風に髪とドレスの裾を乱して、前のめりに飛んだ。 ...
  • 地上から吹き上げてくる風に女の短髪が舞い、銀色のメッシュがひときわ鮮やかに映った。
  • 沢から吹き上げてくる風が心地いい。 ...
  • 獅子岩ししいわの頂上で瀬戸内海を見下ろしながら、海から吹き上げてくる風に吹かれている瑞枝を突き落としたい衝動に駆られた。 ...
  • 吹き上げてくる風には焦げ臭い臭いが混じり、潮騒のような風音に混じって、別種の異音が響いていた。 ...
  • 釜帽かまぼうをわしづかみにして石のベンチから立ち上がり、大きな岩と群生している這い松のかげから外へ出ると、海から吹き上げてくる風に、白がすりのたもととヨレヨレの袴のすそがハタハタとはためき、もじゃもじゃ頭は逆立さかだってうしろになびいた。 ...
  • 川向こうの山々の頂に紅葉が始まっており、六川から吹き上げてくる風がレースのカーテンをあおって美智子と孝夫をやわらかく包んだ。 ...