吸収同化

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  • しかるに人形のお園は太夫の声を吸収同化してかえってほんとうのお園そのものになりきってしまうのである。 寺田寅彦『生ける人形』より引用
  • そして、日本民族が得意とする、他国文化の吸収同化作用は、一切止んでしまつた。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • 原住地はカルパチア山脈周辺と推定され、スキタイ人やサルマタイ人を吸収同化して同一の言語集団として成立して行った。
  • 久美沙織によるノベライズ版『V』では騎士の部分はスライムに寄生する別生命体で、これに生命の主導権を奪われず自分自身の一部として吸収同化したものがスライムナイトとなるとしている。
  • これらの民族は、放置しておけばトルコ人に侵され、回教徒にされてしまうであろうから、そのくらいならドイツ人やマジャール人に吸収同化してもらえるだけありがたく思わねばならぬ、ともエンゲルスは別のところで言っている。 良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』より引用
  • この高い文化的感性の伝統と、天才的な吸収同化力とが、弱まつたことも、鎖国が与へた大害の一つである。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • クルガン仮説では、ドニエプル・ドネツ文化は前インド・ヨーロッパ語族文化と考えられており、南方や東方のステップ地帯から北方のこの地域へ進出してきたインド・ヨーロッパ祖語の話し手である牧畜民に吸収同化されたとされる。
  • その宗風が、逆に災いし、同系の臨済宗が隆盛するにつれて、衰退して行き、宋代に至って遂に吸収同化されてしまったものと考えられる。
  • 領土や財貨、個人といった物には興味を示さず、特定の種族の持つ、文明、文化、そのものを吸収同化していくという特徴は、ボーグを従来のSF作品に登場する侵略型エイリアンとは、一線を画す特異な存在へと昇華させた。
  • このため、王族スキタイなど遊牧系のスキタイは西欧系の農耕スキタイとの婚姻により農耕スキタイに吸収同化されて現代に至っているのであり、スラヴ人はスキタイの直系の末裔であると言える。