向後

全て 副詞 名詞
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  • 向後日本の文壇はどう変化するかなどという大問題はなかなか分りにくい。 夏目漱石『文壇の趨勢』より引用
  • 向後もこの愛すべき悪戯者のために、自分の運命を握られていそうに思う。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • そして向後もその御方針でいられるようにと勧めて退って行った。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 向後どこまで分化と統一が行われるかほとんど想像がつかない。 夏目漱石『文芸の哲学的基礎』より引用
  • もし向後こうごあの女に逢う事が出来ないとするとこの事件は判然はんぜんと分りそうにもない。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • しかし向後十日間は使わないようにと申し添えられていた。 ヘディン/長尾宏也訳『シルクロード』より引用
  • 嫁入前の大事な娘だ、そんな狐の憑いた口で、向後こうご妙の名も言うな。 泉鏡花『婦系図』より引用
  • 向後の鴎外研究はこの若さの秘密をさぐることをその課題の一つとしなければならぬ。 蒲原有明『鴎外を語る』より引用
  • 向後は私の代表する新聞を通してしかできない。 ドイル/延原謙訳『失われた世界』より引用
  • 政治上にせよ、経済上にせよ、向後かうご解決されべき諸問題はくらゐ彼等の前によこたはつてゐるか分らないとつてもい位である。 夏目漱石『点頭録』より引用
  • したがって向後の読書界がどういう作物をどう歓迎するかも云えない。 夏目漱石『文壇の趨勢』より引用
  • 通知は、向後自分にも茶の指導をして貰いたい、という頼み状を兼ねていた。 井伏鱒二『小説日本芸譚』より引用
  • 今まではつれないと思つてゐたが、もう向後かうごは御仏よりも、お前に身命を捧げるつもりだ。 芥川竜之介『好色』より引用
  • その一枚には百円受取った事と、向後こうご一切の関係を断つという事が古風な文句で書いてあった。 夏目漱石『道草』より引用
  • 向後こうごは予の室へ、一歩でもはいると承知せぬぞ。 吉川英治『三国志』より引用
  • 向後こうごもし主人が気狂きちがいについて考える事があるとすれば、もう一ぺん出直して頭から考え始めなければならぬ。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • すでに三十代半ばで神通力も落ちた私に、向後よいめぐり会いがあるとも思われず、魂の救済を求めている自分に気づいていたのだ。 佐野良二『五味氏の宝物』より引用
  • 勘定方にいるそのものには最も切実に、作物の実らぬ土地に来た向後の運命が心配であった。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 三、右の条件が堅持されるかぎり、外交交渉の技術上のことは向後は外相に一任すること。 半藤一利『ノモンハンの夏』より引用
  • 時々に押され刻々に押されて今日に至ったばかりでなく向後何年の間か、またはおそらく永久に今日のごとく押されて行かなければ日本が日本として存在できないのだから外発的というよりほかに仕方がない。 夏目漱石『現代日本の開化』より引用
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