向く

全て 動詞
4,147 の用例 (0.01 秒)
  • しかも向こうじゃまったく知らないんだからそのつもりでいてください。 夏目漱石『行人』より引用
  • だから冷たい自分のまま、気の向くかぎりあの人の真似をしていただけ。 奈須きのこ『歌月十夜 03 宵待閑話』より引用
  • それで、わしが出て行ったら、みんなのものに運が向くだろうと思うだ。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • 彼らのほうを向くときには、わたしの目の焦点を彼らの後方に合わせた。 バローズ『火星シリーズ08 火星の透明人間』より引用
  • 俺は釈然としないまま前を向く、そして再び駅に向かって歩きはじめた。 松野秋鳴『えむえむっ! 第01巻』より引用
  • 変化に痛みを感じながら、けれど未来を信じて、前を向こうと思います。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第07巻』より引用
  • 僧の方へ背を向けて坐っていた者は、体をねじ向けて俯向うつむくようにした。 田中貢太郎『岩魚の怪』より引用
  • 子はもう母が自分の方を向くだろうと思ってその方を長らく見ていた。 横光利一『火』より引用
  • 部屋にいた二人ほどの営業マンが、あわてて下を向くのが目に入った。 平安寿子『くうねるところすむところ』より引用
  • そしてその動作で二人は自然に研究室の入口の方を向く形になった。 ジェイムズ・ブリッシュ『01 宇宙大作戦 No1』より引用
  • それから向こうを向くと、とてもせわしげに部屋を行ったり来たりした。 ウェルズ/浜野輝訳『ダヴィドソンの眼の異常な体験』より引用
  • 私が再びその人の方を向くと、ちょうどその時二人の視線がつかった。 小酒井不木『猫と村正』より引用
  • 竹三郎がうしろへ向くと、平服の身体のはばが広い支那人が立っていた。 黒島伝治『武装せる市街』より引用
  • そう言って前を向くと琥珀さんの真似をして、足をバタバタさせ始めた。 奈須きのこ『歌月十夜 56 怪盗淑女』より引用
  • 比夏留が、声のほうを向くと、立っていたのは保志野だけではなかった。 田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その3 天岩屋戸の研究』より引用
  • 努力を忘れた時、上を向くことを忘れた時こそが、人の死ぬ時なのだ! 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第15巻』より引用
  • なにやら視線を感じて逆側を向くと、のぞむまでじっと耕太を見つめている。 西野かつみ『かのこん 第02巻 ~はじまりはじまり~』より引用
  • 話題は文章のことから離れて、矢杉の好奇心の向く方へ動いていった。 豊島与志雄『在学理由』より引用
  • 私と雛子は微妙な間隔を開けて立ち、一言も口をきかずにそっぽを向く。 山本文緒『きっと君は泣く』より引用
  • わたしは足の向くままに、目当てもなく望みもなく気がねもなく歩いた。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
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