向かって旅立つ

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  • ちょうど、私が天竺へ向かって旅立つ前のことでございました。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四』より引用
  • あれはな、キャサリン号という船で、あと二日のうちには外の世界へ向かって旅立つはずじゃ。 荒俣宏『別世界通信』より引用
  • 青龍寺せいりゅうじからは、天竺てんじくへ向かって旅立つ前の不空ふくうも顔を出していた。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四』より引用
  • フェルハドはその命令を受け入れ、「鉄の山」へと向かって旅立つ。
  • そして、いよいよふるさとにかって旅立たびだったのであります。 小川未明『日がさとちょう』より引用
  • 尊氏は鞆の浦で御教書の発送を終わると、いよいよ九州に向かって旅立った。 新田次郎『新田義貞(下)』より引用
  • 不安のうちにも期待を抱いて、祖国に向かって旅立った音吉たち七人の、日本から受けた傷手いたではいかばかりであったろう。 三浦綾子『海嶺(下)』より引用
  • 一行は1848年4月20日にロンドンに向かって旅立った。
  • 博士がこの第十三宇宙ステーションの司令になって以来、この青年は何回もどこからともなくよばれてきては探検隊に加わって、博士の見送るなかを、遠い冷たく暗い空間に向かって旅立っていった。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 世界に向かって旅立つ前に。 有沢まみず『いぬかみっ!11』より引用
  • この人はこの六月二十一日、つまり最初の置毒事件のおこった四日前に、末子の八十五郎が家臣の村井主膳の家に養子に行くことになったので、一緒に金沢に向かって旅立っていたのである。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(一)』より引用
  • そこでヘンリー四世は一〇七六年もまさに暮れようとする頃皇后と皇子と他に従者一人をつれて本国を発し、罪を謝すべくイタリヤに向かって旅立った。 国枝史郎『ローマ法王と外交』より引用
  • われわれは、遠い宇宙のかなたへ向かって旅立つ。 三瀬龍『宇宙のツァラトゥストラ』より引用
  • それからわたしはリュックサックを荷作りして、朝になると停車場へゆき、わが家へ向かって旅立った。 ヘッセ/佐藤晃一訳『郷愁』より引用
  • そこで唯一の手掛かりである鍵を手に入れたジャッキーは今回の任務のパートナーとして選ばれた歴史家のエイダと祖父の失踪の謎を解きたいと願うエルサを連れて金塊の眠る砂漠に向かって旅立っていく。
  • 姉があのかわいい小間使いをカルメル派の修道院に入れましたので、あたくしはその修道女のいるステネーへ向かって旅立つことにしました。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(下)』より引用
  • B面の「出発のほかに何がある」は、メンバーの森本太郎が作曲し、岸部シローがメイン・ボーカルを担当しており、明日に向かって旅立つ若者の心情を詠った作品となっている。
  • パースは確かに派手な存在だったが、西部に向かって旅立つ前に新聞にスーシティに対する感傷的な告別の辞を載せ、おそらくはその地域社会における正直なイメージを確固たるものにするよう仕組んだ。
  • すると、その十三日、岡部はまたもや駿府に向かって旅立ったが、掃部助はこれに使番の稲垣某という者をつけて出した。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(二)』より引用
  • そしてこの年の大晦日、志功は恩師の柳宗悦ら民芸協会の人人と、それに保田與重郎も加わった一行とともに神戸から船に乗り、かれの後半生に甚大な影響を及ぼすことになる南の島沖縄に向かって旅立った。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用