吐息を一つ

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  • そう言うと、彼は少しだけ笑ってみせてから、小さな吐息を一つついた。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 前代未聞の暗号数字事件を述べ終えて、帆村は大きな吐息を一つついた。 海野十三『暗号数字』より引用
  • 伊三次はその様子に吐息を一つつくと自分の頭に挿していた髷棒を引き抜いた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 幻の声』より引用
  • 最後の一言に込められた力に、ディアナは肩を落として吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 03 終わりのクロニクル②〈上〉』より引用
  • 大きな吐息を一つして、あとはおだやかな呼吸が規則正しくつづいた。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • 遂に、深い長い吐息を一つつくと、彼は靴を取り上げて、また仕事にかかった。 ディケンズ・チャールズ『二都物語』より引用
  • 江人は吐息を一つしてから言った。 高橋克彦『紅蓮鬼』より引用
  • クラス写真の連続を見ながら吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 02 終わりのクロニクル①〈下〉』より引用
  • 運が手紙に書いた一言をつぶやいた佐山は、吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 04 終わりのクロニクル②〈下〉』より引用
  • 私は返事もしないで、大きな吐息を一つした。 堀田善衞『スペインの沈黙』より引用
  • 仙波は吐息を一つして突きの形を取った。 高橋克彦『だましゑ歌麿』より引用
  • どうしたものか、という雰囲気ふんいきで吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 03 終わりのクロニクル②〈上〉』より引用
  • お喜和は吐息を一つついて茶筒の茶の葉を急須に入れた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • どうしてるかしら、と竜美が吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 04 終わりのクロニクル②〈下〉』より引用
  • それからふかい吐息といきを一つついて、カスピアンのほうにむきました。 ルイス/瀬田貞二訳『(ナルニア国物語2) カスピアン王子のつのぶえ』より引用
  • 直樹は太い吐息を一つついてから立ち上がった。 東野圭吾『予知夢』より引用
  • そうして、この内心の感動に彼の力のすべてが集約されたかのように、吐息を一つ洩らすと、彼は目を閉じた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(5)』より引用
  • 深沢は吐息を一つつくと、そばの机の引き出しを開けた。 東野圭吾『幻夜』より引用
  • 唇を離すと、目を伏せた新庄が熱のある吐息を一つ。 川上稔『AHEADシリーズ 04 終わりのクロニクル②〈下〉』より引用
  • 緑川は吐息を一つついて「まあな、おぬしはあの女房に心底惚れているから無理もない」と皮肉な口調で言った。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
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