吐息まじり

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  • 志保子はテーブルの上の新聞に眼を落として、吐息まじりに言った。 高杉良『生命燃ゆ』より引用
  • 宮を見ると、源氏は思わず吐息まじりに、いわずにいられない。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 夕食が終って、寝台にそべっていた男が、吐息といきまじりにつぶやいた。 光瀬龍『紐育、宜候 SF〈太平洋戦争〉』より引用
  • 百合にとも、平八郎にともつかず、吐息まじりに絵島が言った。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 少年のころ、不思議に思って子温が問うと、吐息まじりに梁紅玉は答えた。 田中芳樹『紅塵』より引用
  • 拒絶ではなく、自分を呪うみたいな吐息まじりの声で言われた。 野沢尚『龍時(リュウジ)02―03』より引用
  • 声が届かない距離になってから、長助が吐息まじりに話し出した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 22 清姫おりょう』より引用
  • 「あわれにも小さき土地よ」と、彼は吐息まじりにつぶやいた。 ウルフ/中村佐喜子訳『燈台へ』より引用
  • 「けさから、なんだかもう何か月もたったようだわ」とジェインが吐息といきまじりに言った。 モンゴメリ/中村佐喜子訳『赤毛のアン』より引用
  • その間にも美甘子は羽村の手によりTシャツを脱がされ、豊かな乳房の中心にある乳首に唇を押しあてられながら、絶えることなく吐息まじりの声を上げ続けていた。 大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』より引用
  • 北野は吐息まじりに言って、グラスを口へ運んだ。 高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(下)』より引用
  • なかば吐息まじりに、いつの日か、きっと持ってみたいものだと日ごろから念願している田舎いなかの庭園のことを、警部は思った。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
  • でも、と夏陽子は吐息まじりに続けた。 森絵都『DIVE!! 上 (RubyMate変換)』より引用
  • 広瀬由起は片手を頬にあててうつむき、吐息まじりにつぶやいた。 多島斗志之『症例A』より引用
  • 長い沈黙を破って、須賀が吐息まじりに言った。 吉村達也『出雲信仰殺人事件』より引用
  • エマがわたしを見て、吐息まじりに軽く肩をすくめる。 小池真理子『薔薇いろのメランコリヤ』より引用
  • と、吐息まじりに語っているわけだ。 津村秀介『瀬戸内を渡る死者』より引用
  • サンチョは足をとめ、うんざりしたような笑顔を肩ごしにリュカたちに向けると、吐息といきまじりに言った。 久美沙織『ドラゴンクエスト5 第2巻 文庫版』より引用
  • 吐息まじりの苦笑とともに、幼年の頃とおなじく、ヤンは自分の境遇を受け容れた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 01 黎明篇』より引用
  • 味田上等兵が吐息まじりに言った。 三浦綾子『銃口』より引用
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