吐息がもれる

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  • その狂暴な顔を見ているうちに、わたしの口から思わず吐息がもれた。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(下)』より引用
  • 内陸の冷たい空気が体の中を心地よく駆け巡り、ついでに吐息がもれた。 奥田英朗『最悪』より引用
  • ダリューンはうなずいたが、パルス最大の雄将の口から吐息がもれた。 田中芳樹『アルスラーン戦記04』より引用
  • いままでフィルムの右脇にあったコマ番号が左脇にきたのを見て、一同の口から吐息がもれた。 森村誠一『日本アルプス殺人事件』より引用
  • 同時に四人の女の口から名状しがたい吐息がもれて、そのうちのひとりがばたりと地上にたおれた。 山田風太郎『軍艦忍法帖』より引用
  • それを見ていたら、自分の口からも吐息がもれた。 奥田英朗『邪魔』より引用
  • 一同の口からあっというような吐息といきがもれた。 森村誠一『高層の死角』より引用
  • いつものように壁を通り抜けたとたん、心地ここちよさに吐息といきがもれるような独特のエネルギーに包まれる。 津守時生『漂泊の神 抄伝 (The Beans 01)』より引用
  • 下のほうで子供たちのがっかりした吐息がもれた。 森村誠一『精神分析殺人事件』より引用
  • 首まである紫のベルベットのドレスが、吐息がもれるぐらい見事な体の線を強調している。 山田正紀『神狩り』より引用
  • それでも、まだ胸からはときどき吐息がもれていた。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(上)』より引用
  • 若者等の口からは太い吐息がもれた。 宮本百合子『お久美さんと其の周囲』より引用
  • かれと、その下敷になった鳥から、げっと二つの吐息がもれた。 P・J・ファーマー『異世界の門』より引用
  • 一同のあいだから、またほっとした吐息がもれた。 鮎川哲也『りら荘事件』より引用
  • 緊張が解けて、観客の刑事たちの間から、ほぉっと吐息がもれる。 有栖川有栖『海のある奈良に死す』より引用
  • はあ、と熱い吐息がもれる度に胸が上下し、白い首筋が露になる。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd 櫻の夢』より引用
  • それにつづいて丹那が調査の結果を発表したが、二人の容疑者がいずれもシロであることを知った捜査員の間からはかすかな吐息がもれ、本部長は本部長でむっつりと押し黙って苦り切っていた。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • シェヴァタスのくいしばった歯の間から、激しい音とともに、吐息がもれる。 R・E・ハワード『狂戦士コナン』より引用
  • 彼女の口からかすかに吐息がもれた。 盛田隆二『サウダージ』より引用
  • 声は出ず、細い吐息がもれただけだった。 光瀬龍『たそがれに還る』より引用