名を染めぬい

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  • 絵看板は捨てられそうになっていたのを格安に買いとった古物だったが、幟は新しく名を染めぬいた。 皆川博子『恋紅』より引用
  • 富田兄弟の名を染めぬいた幟が立つ小屋は、筵掛むしろがけではなかった。 皆川博子『恋紅』より引用
  • 役者の名を染めぬいた文字は、読めないものもあったが、字面じづらは目にのこる。 皆川博子『恋紅』より引用
  • 立ち並ぶ掛け小屋のあいだに、三人兄弟の名を染めぬいたのぼりが、雨水を含んで垂れているのを見たのである。 皆川博子『恋紅』より引用
  • 彼の名を染めぬいた旗が激しく振られた。 井上祐美子『五王戦国志5 凶星篇』より引用
  • 漁民たちの集団は、うつろで切なそうな目つきをし、手に握りしめているのは栄進丸、幸福丸、才蔵丸、などという舟の名を染めぬいた大漁旗である。 石牟礼道子『苦海浄土』より引用