同時的

104 の用例 (0.00 秒)
  • 芸術とは、意識の展開と同時的に発展していく心理学的過程なのである。
  • 田辺哲学はそういう意味に於て主客を同時的成立の条件の下に対立させる。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • われわれはここで、もう一つの興味ある同時的生起について語ってよいであろう。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • そして、私の顔もきっとそれと同時的に変化を遂げたのだろう。 むぅ『Happiness』より引用
  • かくて現在のものは同時的である事が出来ず、又未来のものは過去と過去は又現在と同じ時間の上に立つ事は出来ませぬ。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • その場合、視点は一定し、時間は現在形で書かれて同時的である。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • 彼は、両者の区別を否定し、実体とは同時的なる観念の束に他ならないと考えた。
  • しかも、それが同時的な人間の課題として、今日わたし共の前に提出されているのである。 宮本百合子『よもの眺め』より引用
  • そして両者は同時的に同空間的に行なわれる。 豊島与志雄『波多野邸』より引用
  • 男たちの反応は同時的で一致していた。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ5) ファースト・レンズマン』より引用
  • そうして、哲学史的にも「枢軸時代」と呼ばれる世界同時的な変化を生んだ。
  • レオン一家の人々の生きかたも同時的に考えられた。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 長期記憶の活性化は量的には限界がなく、同時的に多数の情報が活性化することがある。
  • これらの急進的な変化が、なぜかくも、同時的に起ったのか、いまだ明確ではない。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 05 離反』より引用
  • しかしそれが変化の中に、永続性を獲ち得ない限り、自分自身と同時的である事は出来ませぬ。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • コンのほとんど同時的な反応さえ、方向についてかすかな暗示しか得られないうちに消滅した。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ4) レンズの子ら』より引用
  • これは、複数の器官に同時的な変化が必要だと思われる場合などには、説明として便利である。
  • 例えば或る一つの顔を思い浮べる時、その眼や鼻や口などの相貌が、殆ど同時的といってもよいくらいに意識に上ってくる。 豊島与志雄『現代小説展望』より引用
  • ある出来事を経験したとき、まだその経験の意味を味わうだけの心の準備が整っていないために、そのとき同時的にはその経験の意味を理解できないことが多い。
  • ところが、同時的な価格上昇はそれ自体が協調行動であるということを示すものにはなりえず、むしろ関連する企業が他社の動きは共通市場内における通常の競争行動であると認識している証拠となる。
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