同情

全て 名詞
12,289 の用例 (0.01 秒)
  • 少し同情するようなことをいう人があるとすっかり信じてしまうんだよ。 伊藤野枝『転機』より引用
  • 彼が一つの力であることを彼女は感じて、かえって同情の念が起こった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • つまりこんな事から周囲の人から同情をこうと試みた事なのであろう。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 彼女が夫を殺したい気持は鬼といえども同情の涙をもって許したであろう。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • そうしてまた、恐怖に覆われていた私をいくらか同情してくれるだろう。 三上於菟吉『グローリア・スコット号』より引用
  • 人々はみんな、あの二ひきの犬の同情者であるのは言うまでもありません。 鈴木三重吉『やどなし犬』より引用
  • 見えてなくても、話を聞いてわたしを同情することはできるんですよ。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • また高橋は美術といふものに多くの同情を有つてゐる男とも見えなかつた。 石川啄木『我等の一団と彼』より引用
  • そういうところをみると、ジグスはなかなか博士の同情者の一人らしい。 海野十三『火星探険』より引用
  • お友達からも、意外のほどに同情され、私はおどおどしてしまいました。 太宰治『誰も知らぬ』より引用
  • ただ、あなたがライムを机のなかにいれていたことは、同情できません。 水谷まさる『若草物語』より引用
  • ところが私にはそんなスマートな同情を持つことすらもはやできないのだ。 海野十三『放送された遺言』より引用
  • こういう善良な罪のない不満に対しては同情しないわけにはいかない。 寺田寅彦『一つの思考実験』より引用
  • およそ人間世界に夫婦別れをする女ほど同情に値するものはあるまい。 幸田露伴『連環記』より引用
  • 二人は明かに一人の不幸な友の身の上を案じ合っているのを同情し合った。 有島武郎『星座』より引用
  • もう他人の悪口を云い、他人に同情する年でもありますまい、止めます。 太宰治『虚構の春』より引用
  • 私はさっきも言ったとおり君らの気持には十分同情しているんだ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 庸三にも痔瘻を手術した経験があるので、その痛みには十分同情できた。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • それは私一家が世の同情を求めるために書いたものではなかった。 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • ぼくはきみの苦しい立場は十分に同情する、けれど一こうしてくれたまえ。 佐藤紅緑『少年連盟』より引用
  • 次へ »