合せ

全て 動詞 名詞
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  • 私が教えたように青年は手を合せ、連れの女も並んで同じ形をしていた。 岡本かの子『褐色の求道』より引用
  • 近くで画を見ていた二三人の見物が皆云い合せたようにこちらを見た。 芥川竜之介『沼地』より引用
  • 彼も始めて顔を合せた彼の妹の心もちに失望しているのに違いなかった。 芥川竜之介『彼』より引用
  • 自分には、自分が犯人でないという証拠は全く持合せていないのだから。 橋本五郎『殺人迷路』より引用
  • そのほかにお客が来なくなつた埋合せはお前がつけなきやならないのだ。 坂口安吾『金銭無情』より引用
  • それよりも彼は明るいところで互に顔の合せられる時まで待とうとした。 島崎藤村『新生』より引用
  • 人に面を合せない時は、お君は部屋に入って泣いているのであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ホームズは鞄から靴を出して、それを泥の上の型に一つ一つ合せてみた。 三上於菟吉『白銀の失踪』より引用
  • 当時は普通科が二年と専修科が三年、合せて五年で卒業というのであった。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • ここには大分群だいぶぐんをなしてかずにしたら、両方を合せて約二十粒もあったろう。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • が、二人とも云ひ合せたやうに、全然暮し向きの問題には触れなかつた。 芥川竜之介『秋』より引用
  • 最後に先生のいる席でなければ私と奥さんとは滅多めったに顔を合せなかったから。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 四人の職員が再び職員室に顔を合せたのは、もう十一時に間のない頃であつた。 石川啄木『足跡』より引用
  • 私もかういつて妻と声を合せその雀の様子がおかしいといつて笑つた。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-15』より引用
  • 日本犬は主人と合せてようやく一匹ぶんの働きができるのである。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 今まで採った最大のものを五ツ合せても足りないほどの大きさである。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • そのほか、つくだ煮の類も、パンのつけ合せになかなかおつなものです。 林芙美子『朝御飯』より引用
  • この間の会見以後、代助は父とはたった二度程しか顔を合せなかった。 夏目漱石『それから』より引用
  • 祖母さんはその側にひざまずいたまま死んで行く自分の娘の方を見てを合せていた。 島崎藤村『新生』より引用
  • 誰にも顔を合せないで、一人っきりでいられる仕事はないものかしら? 豊島与志雄『野ざらし』より引用
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