右手

全て 名詞
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  • そこを一町ほどゆくと右手にすこし大きい西洋建があって目をひきます。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 廊下の右手に三つばかり部屋があるらしいがみんな戸がしまつていた。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • この酒場からほんの僅かゆくと、道が右手へをれて森の中へ入つてをる。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 前篇』より引用
  • 足をとめてきいていると声は、どうやら右手の障子の中からするらしい。 芥川竜之介『老年』より引用
  • 同時にこちらへと云いながら背中を向けて、右手の広間へ彼を案内した。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • どうやらソロソロ彼の右手が機嫌を直したらしい、彼の頭脳あたまよりも先に。 海野十三『軍用鼠』より引用
  • ページを開いたときにはすでに、彼女は右手にボールペンを持っていた。 片岡義男『ラハイナまで来た理由』より引用
  • 右手にお母屋もやの一部が腕のように伸びていて、別棟べつむねのように見えていた。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • 二人が同時に右手を挙げたと思うと手のさきからぱっと白い煙が出る。 寺田寅彦『ある幻想曲の序』より引用
  • その室は、とびらを開くとそれで右手の壁のすみが隠れるようになっていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 小松の影を落とした川の中淵なかぶちを右手に望みながら、また彼は歩き出した。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 彼は左手にコゼットの手を取り、右手で地に置いていた杖を拾い上げた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • するとかれは、ちょっとかたをすくめ、右手をあげて耳のうしろをかいた。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 川瀬の家はR寺の山門をはいつて、奥まつた右手の小さな丘の上にある。 神西清『水と砂』より引用
  • 右手の川を隔てて林中に鳥居が見えたが、これは義仲の社であるそうな。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 三つボタンは、腕組をといて、右手の拳を次郎の顔のまえにつき出した。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 彼女は寝返りを打って、彼女の右手に並んでいる同じ女達を見つめた。 島田清次郎『地上』より引用
  • 右手と前面には、重に小学校用のらしい文房具が、一面に並べてあった。 豊島与志雄『同胞』より引用
  • 左方に若い男が右手に籠をさげ左の肩に何か鍬のやうなものを担いでゐる。 斎藤茂吉『接吻』より引用
  • そしてそれを高く持ったかれの右手はねらいをつけるためか前後へゆれた。 海野十三『怪星ガン』より引用
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