右往左往

全て 名詞
1,266 の用例 (0.02 秒)
  • 私はそのたびに右往左往する金子に腹を立てないわけにはいかなかった。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 私は自分を、何の力もない小娘が右往左往しているだけだと思っている。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 06 罪滅ぼし編』より引用
  • 右往左往せず冷静に事態に対応したいという気持ちももちろん持っている。 竜騎士07『ひぐらしアウトブレイク』より引用
  • 人物は舞台の上を右往左往するが、作者は勝手にしやがれと言うばかり。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 船の上では見物客が右往左往し、なかには川に落ちるような騒ぎだった。 松本清張『象徴の設計 新装版』より引用
  • 度を失って右往左往するだけで、まるで防戦の意志を失っているようだ。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 白い頭巾づきんや白い長衣が日にあたつて右往左往するのが美しいと云ひました。 犬養健『亜剌比亜人エルアフイ』より引用
  • その死体をとりまいて刑事たちが発掘作業に右往左往しているのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル05 犬神家の一族 v0.9』より引用
  • ああいう方は、状況で心を右往左往されることはなさそうに感じます。 麻生佳花『尼は笑う』より引用
  • そこには警官が二、三人、緊張した面持ちで右往左往しているのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル09 女王蜂』より引用
  • 私は、罪深い女だと、そればかりが頭の中で右往左往していたようです。 久坂葉子『幾度目かの最期』より引用
  • 接近しつつある巡視艇のデッキでは、幾人かの人影が右往左往していた。 鈴木光司『仄暗い水の底から』より引用
  • かれらは右往左往するだけで、金銭収入の道を得られずにすごしていた。 吉村昭『事物はじまりの物語』より引用
  • 志保の件は夜ですけど、あの日は嵐のせいで人が右往左往していたんです。 小野不由美『黒祠の島』より引用
  • 関係者たちはそれぞれ事実確認のために右往左往しなければならなかったのだ。 山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』より引用
  • 昭和二十六年に父が死に、一年半ほど借金整理に右往左往させられた。 星新一『あれこれ好奇心』より引用
  • 数本の、自分のアイアンをわきにかかえながら右往左往しているのである。 山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』より引用
  • 向こうの隅では、技術者たちが巨大な照明台のまわりに右往左往している。 ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』より引用
  • これでもう自分が、持ったこともない子供のことで右往左往することはない。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • 同じ頃姫路の城内では、秀吉が主だった重臣を集めて右往左往していた。 茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実-』より引用
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