史家
全て
名詞
1,963 の用例
(0.02 秒)
-
素性は諸説があるが、一般的には献帝の祖母董太后の親族とされる。
しかし、後世の史家からはその親族関係は疑問であると指摘されている。
…
-
通りの名は言語学者で文学史家のマティア・チョプに因み名付けられた。
彼は19世紀初期のロマン主義の詩人フランツェ・プレシェーレンの親友であった。
…
-
その後終戦まで軍務に就くことはなかった。
戦後は軍事史家・作家として活動したが、世間にはほとんど無視されていた。
…
-
この絵には鏡のフレームに絡みつき、垂らされているピンクのシルクのリボンが描かれている。
このリボンが何を表しているのかが美術史家たちによって議論されてきた。
それらの議論の中には、恋人同士を結びつけ、また拘束するキューピッドの力を示したものである、鏡を壁に掛けるためのものである、ヴィーナスの目隠しに直前まで使われたものである、などといった見解もあった。
…
-
思想史家とは、思想の歴史である思想史を研究する者のことである。
哲学史家、歴史家と違いそのアプローチに特徴があり、必ずしもアカデミズムの枠に留まらない。
…
-
このとき、供犠の参加者たちは、この死が開示するある要素を共有するのである。
この要素は、宗教史家たちとともに、聖なるものと呼びうるものなのだ。
…
鹿島茂『セーラー服とエッフェル塔』より引用
-
文学を志す者は、須く従来の、伝統的な悪風を捨てて、「天才」の表面的模倣に暇を潰すよりも、科学を研究すべきである。
歴史小説を書く者は、小説家であると同時に史家でなければならぬ。
やがて、我国に於ても、真の歴史小説が生れるであろう。
…
直木三十五『大衆文芸作法』より引用
-
ライトの遺体は聖マーティン=イン=ザ=フィールズ教会に埋葬された。
ライトの作品が美術史家から評価され始めたのは、ごく近年になってからである。
…
-
建築史家とは、建築史を専攻し建築の歴史を研究する研究者、学者である。
-
映画史は、映画がどのような経緯をもって誕生し、世界で発展してきたかという歴史である。
映画史を研究する学問もあり、映画史の研究者を映画史家と呼ぶ。
映画につながる技術は19世紀後半から、フランスのマレー、アメリカのマイブリッジ、ドイツのアンシュッツなど、多くの人々によって研究されてきた。
…
-
著作の中で、当時の三名の著名な自然史家の自然観を総合した。
カビアーからは、時の中での重要な時期、淘汰の事実と聖書の記載の不備の概念を受け継いだ。
…
-
一八九八年のころ、何人かの親しい友人がいたが、そのうちとくにオスカー・ポラクとの交友は一九〇四年初めまでつづき、少年時代のカフカに影響があった。
ポラクはのちに重要な美術史家となったが、第一次大戦で戦死した。
カフカが高校時代に愛読した文学者は、ゲーテ、クライスト、グリルパルツァー、シュティフターなどであった。
…
原田義人『年譜』より引用
-
紀元前6世紀から古代ギリシア・ローマの史家によってその存在が記されてきた。
史料によってはゲタエとも表記される。
…
-
笹岡は七十がらみの小柄な老人で、宮司であり郷土史家でもあるという。
郷土史家というのは地元の歴史研究者、ひらたくいえば素人学者のこと。
…
浜崎達也『絶対少年 ~神隠しの秋~穴森 携帯版小説 第01 06章』より引用
-
この事故は、高高度で有人での唯一のブースター事故となった。
カプセルの正確な着陸場所は、その後の宇宙史家の議論の的となった。
James Obergが引用するロシアの情報源では、着陸場所はモンゴルであるとされている。
…
-
そこにつけ入ったのがモレルである。
モレルの人物像については、後世の史家からもあしざまに描かれている。
「柄は大きいが内容のない老人で、その態度はペコペコして卑屈であり、言葉は不明瞭で、日常の習慣は豚のように不潔だ」などと書かれている。
…
北杜夫『怪盗ジバコ』より引用
-
日本で教鞭をとったこともある20世紀を代表する哲学史家である。
-
極めて方法論に自覚的な人々だと言えるのが特徴である。
なお日本哲学史を専攻するものは、日本思想史家と呼ぶことが多い。
…
-
彼女がいったい何者であるのかは美術史家たちも明らかにすることができないままだ。
クラムスコイは題に「見知らぬ女」とだけつけ、手紙や日記などでモデルについて言及することはしなかった。
…
-
ファラデーは高等教育を受けておらず、高度な数学もほとんど知らなかったが、史上最も影響を及ぼした科学者の1人とされている。
科学史家は彼を科学史上最高の実験主義者と呼んでいる。
静電容量のSI単位「ファラッド」はファラデーに因んでいる。
…